■Day5 アイデアは運ゲー


こんにちは、ハヤカワです。

前回は課題設定のお話をしたので、今回はその課題を元にしたアイデア出しのコツについて話していきたいと思います。


アイデア出しというと、天才的な人であれば「ハッ…これだ…!」みたいな感じで降って来たワンアイデアが世界をひっくり返すほど素晴らしいみたいなイメージがありますよね。インターンや相談に来る子の話を聞いているとどうやらこの手法で行こうと思っている人が多そうですが、残念ながら多くの人はアイデア出しの天才ではないので平凡な私たちは私たちなりの戦い方をしなければいけません

ここで重要なのが「アイデア出しが運ゲーなのであれば、出せば出すほど当たる確率は高い」ということです。

正直大抵のことはなかなか実現率が低く、その実現率が低いと多くの人はまず施行すること自体億劫になってやめてしまいます。ただここで重要なのが1%という低確率で当たるクジも100回引けば理論上1回は当たるということです。つまり平凡なりの戦い方として、とりあえず当たるまでやってみるという方法があります。

「努力は裏切らない」という言葉の努力が指すものは、実は実力を上げていくという意味の努力ではなく、継続して何度も試し続けるという努力なのではないかとまで思ってしまいますね。

ということで、少なくともコツを掴むまでは、アイデアの量が質に直結することを忘れないでください


また、アイデアを出すときの方法としていくつかやり方があるので紹介しておきます(名前は適当につけました笑)。


▷付箋タイムアタック

これは一番やりやすいかなと思うのですが、5分なり10分なり時間を決めて、その時間内でとにかく多くのアイデアを付箋に書き留めていくというやり方です。付箋でやる理由というのも、書いたあとでグルーピングしやすいので「このジャンルのアイデアは多いな」とか「このアイデアは被っているな」というように、考えていく際の指針ができるからです。

▷アイデア大喜利

これはテーマを少し具体的にしてから、それに対して答えるイメージですね。なので例えば「売り上げを上げる」という課題の場合「1週間で売り上げを上げるとしたら…?」という具合です。見方を変えることを意識して、あえて〜ならみたいなお題にしてもいいですね。

▷制約盛り

これはアイデア大喜利と同じ要領ですが、さらに具体的な制約を増やしてみるというパターンです。例えば、予算や使えるリソース、ターゲット設定などなど。基本的に、0から考えるよりも、いくつか条件がある中で考えた方がやりやすいと思うのでそれを設定してアイデアを出してみようというのがこのやり方のテーマです。

あっさりになってしまいましたが

・とにかく量を出す
・見方を変えてみる
・制約をつけてみる

くらいしかコツはない気がするので、いったん実践で頑張ってみましょう。
ちなみに今回紹介した方法はグループワークでも便利なので是非ご活用ください。


▶︎Today’s WORK

「身近な悩みを解決するアイデア」というテーマでアイデアを出してみましょう。

このとき注意すべきは「身近な悩み」「解決するアイデア」の2点、検討すべき場所があるということです。なので場合によっては、その2点それぞれアイデア出しをする必要があります。前回の課題設定の話も思い出しつつ取り組んでみましょう。

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