シニアヒアリングを15件やった結果、健康意識が高まった話

こんにちは、ハヤカワです。

私はよく「ジェネレーションZのマーケティング」みたいな文脈で登壇依頼が来たりするのですが、そういった際に毎回「そもそもジェネレーションZとか括ってる時点で難しいですよね」みたいな話をします。また、その際に思うのが「ジェネレーションZのマーケ話は結構あるのに、シニアについてのマーケ話ってあんまないよな・・・」ということです。

正直、ジェネレーションZってネットの影響で価値観が多様になりすぎているし、可処分所得も低ければ、人数もそこまで多くないのでマーケ的な観点で考えるとコスパが悪いような気がしてしまいます。その一方でシニアは(格差も広がってるけど)ある程度自由に使えるお金もあって、可処分時間も、人数もかなりいます。私はそんなシニアのマーケについて、もっと語られてもいいのではないか?!と常々思っています。

そんな中、色々でシニアについてリサーチする必要があったので、ここはというので名乗りあげ、15人ほどデプスインタビュー(1on1かそれに近い形のインタビュー)をした結果、仕事的な側面での学びはもちろん、自分自身の健康意識がめちゃ高まったのでその件についてまとめてみます。

まず、シニアの定義ですが、国際連合のWHO(世界保険機関)では「シニア」の定義を65歳以上と定義しているようです。定年が一般的に60歳とされていて、2025年4月までに65歳に引き上げられる予定です。そういった意味でも、シニア=65歳以上という定義で進めていきます。

次に、シニアの方々とヒアリングしていく中で、特に頻出した「気にかけていること」をまとめると以下のようになります。

元気に自分らしく歳を重ねたいというより、自分らしさを保ったまま生きたいみたいな感じかも

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