モテはどこにいった〜恋愛の現在形についての考察〜
こんにちは、ハヤカワ五味です。
今日は先日のトークイベントで面白い会話があったので、それを少し掘り下げてみます。何か決定的な結論はないのでご了承。
先日NewsPicksのイベントの質疑応答にて
Q 「これから流行りそうなものは?」
ハヤカワ「これからという訳ではないけど、最近、街中でJK同士手を繋いでいるのをよく見かけて気になっています」
奈木さん「あーーー、私も気になっていました。」
ハ「あれってどういうことなんですかね。韓国かなんかで流行っているんですか?」
奈「これは憶測でしかないけど、コンテンツとしての擬似恋愛なのではないかと思っています…。」
そうそう。最近、めちゃくちゃ女の子同士で手をつないでいるのを街中で見かけるんですよね。都内限定なのかわからないですが、顕著に増えています。基本的に原宿〜新宿〜中野エリアにいることが多いのですが、日中移動している最中に短い時間でも1-2組見かけますね。
これが女の子カップルとかだったら別段言及しないんですけど、電車内での会話や挙動等を観察している限りカップルではなさそうですし、あまりに同時多発的に出現したので全部がカップルだと考えるのは厳しそうです。では、なぜこんなに増えたのだろうかというのが今日の議題です。
この理由の仮説としては、以下のようなものが挙げられると思います。
・カップルだから
・はぐれそうだから
・お揃いコーデ等で2人で1つだから
・疑似恋愛的なニュアンスゆえ
上3つは今までの手繋ぎJKにも当てはまりますが、今回気になったのが、トークショーで奈木さんもおっしゃられていた「疑似恋愛的」という部分です。
恋愛リアリティショー戦国時代
最近の恋愛リアリティショーの増え具合にはびっくりしますね。AbemaTVでは現在10個の恋愛リアリティショーをやっているようです(詳細)。その多くは中高生をターゲットにしたものであり、自分の端末でプライベートに見ることができるというAbemaTVと恋愛リアリティショーの相性の良さを物語っています。恋愛物はリビングのテレビで見ると両親の要らないコメント付きで見る必要が出てくるので、多感な女子中高生であれば、どちらかといえば部屋でイヤホンをつけて見たいですよね。
(↑これとかも参考になります)
そのような恋愛リアリティショーの盛り上がりの一方、リアルでの恋愛に関しては、スマホの普及で思わぬ障壁ができているようです。
スクショリスクを抱えつつの恋愛
いくつかのネット記事等でも話題にされていますが、私が女子高校生だった頃よりも、オンラインでのやり取りがスクショを撮られコミュニティ内でシェアされるというリスクがとても高まっています。それこそ、ガラケー時代であればスクショを撮るのも一苦労でしたが、今は一瞬でパシャっと撮れますし、それをラインでパッとシェアすることができます。
参考記事「LINEのやりとりはスクショ」いまどき女子のリアル恋愛事情
そこから考えられる怖いこととしては、相手にその気がない状態で告白してしまうと「○○から告白されたんだけど〜気持ち悪くない?」みたいな感じで、クラスメイトの女子グループ内などでシェアされてしまうということです。
なぜこんなことを言うかといえば、たしかに私の周りでも「上司からの気持ち悪いセクハラライン」や「元カレからの意味不明なライン」のスクショがガンガンシェアされているし、現に私もあまりにひどいものに関してはスクショを撮ってあります、笑。
さすがに私の周りの人たちは大人なので、相手の善意を無下にするようなスクショ&シェアはしませんし、流れてくるのはあまりにハラスメント案件なものばかりですが、これが高校生や中学生だったら告白ラインが回されたり、悪口がバレたりなどは日常茶飯事ではないでしょうか。きっと交際中はうまくいってたとしても、別れた瞬間に惚気ラインが気持ち悪いものとしてクラス内で回されたりなんかも〜…こわいこわい。
そのようなリスクを抱えた結果、リアルの恋愛を楽しむよりも、オンライン上でコンテンツとしての恋愛を楽しむようになっているのではないかというのが個人的な仮定です。
なぜここまでマッチングアプリが流行っているのか
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