コンビニの努力
コンビニは日々絶えず進化している。POSシステムで商品を管理し、今まさにユーザーが必要としている商品やサービスを貪欲に開発しているのだ。では具体的に、最近各コンビニではどのような変化があったのだろうか。
こんにちは、ハヤカワ五味です。
私はコンビニが大好きで日頃からコンビニのMDに注目しています。
新作は出ているだろうか?売り場の見せ方は変わっただろうか?と日々見て回り、近所に新しい店舗ができる時などはすぐさま店の作りを確認します。
何がそこまで私を惹きつけるのかというと、コンビニエンスストア市場はもう数年前に飽和しきっているように見えて、毎年ジリジリと売り上げを伸ばし、この10年でもおよそ1.4倍ほどに成長しています。
★コンビニエンスストア店舗売上高
2009年4月6450億700万円
2019年4月9159億3800万円(暫定)
[参照:日本フランチャイズ協会「JFAコンビニエンスストア統計調査月報」より]
中長期的に見ればコーヒーマシンの導入など、色々な施策の中でいくつかが決定的に売り上げを下支えしているので、そのような努力と撤退した施策などは全てマーケティングにおいて参考になります。
そんな大好きなコンビニの中での、最近の素晴らしい取り組みについて私なりにご紹介していけたらと思っています。
・衛生用品革命
【関連】Ora2me マウスウォッシュミント【ファミマ限定】
まず、ここ半年くらいの話で言えば、衛生用品周りの充実度が群を抜いていると感じています。
内部の人間ではないのでどのような戦略なのかは邪推するしかありませんが、ビューティーまでは行かずとも、人前では清潔な印象を保ちたいという部分でマウスウォッシュや歯ブラシを持ち歩く人が増えたのかもしれません。一時は携帯型歯ブラシも流行っていましたし。
特に、メーカー側が頑張ったのかリテーラーが頑張ったのかはわかりませんが、マウスウォッシュが1包から小売されていたのを見た時は驚きました。たしかに3-4本まとめて欲しいわけではなく、今1本欲しいんですよね。それとこれは人によると思いますが、100円を切る買い物は気が引けてしまい、60円のジュースを買うために130円のお菓子を買ったりしてしまう私は、マウスウォッシュを買いたい時も他のものと合わせて買ってしまう予感がします。
ちなみにスタイリッシュなコンドーム(恐らくファミマ系列専売)や小さいワックスなども最近什器に気合いが入っているので、ただ食べ物を買う場所から、生活用品を買う場所にシフトしていこうとしているのかもしれませんね。
・家庭のクラウド冷蔵庫化
【関連】ローソンフレッシュピック
引用:野菜やお肉などの夕飯の食材からこだわりの逸品まで、色々なお店の商品をアプリで朝注文して、夕方帰り道のローソンで受け取れるサービスです。
1-2年前くらいから冷凍食品の進化も著しいですね。
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