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後輩力的なものを考えてみる

こんにちは、ハヤカワ五味です。

先日、仕事の締め日に社内メンバー4人で焼肉を食べに行ったのですが、その際インターン(敏腕)に言われた「ハヤカワさんって実は、先輩力というより後輩力がバカ高いっすよね〜!アハハ!」というのがかなり的を得てるんだよなあと思ったので、社内slackに投稿したことをベースにまとめてみようと思います。

実は「後輩力」というのは年齢に依存しないので何歳になっても発揮できるものだと思っています。実際、これまで関わってきた尊敬する先輩たちも、彼らが詳しくないSNSとか若者カルチャーに関しては「わかんないんだよね〜」と後輩感を出して質問してくる人ばっかだったなと思います。

なので、今日は後輩力、言い方を変えれば先輩ハック(?)とも言えると思うんですけど、そのあたりのことをザクっとまとめてみたいと思います。

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仕事における性格や特性の把握って、経営レイヤーから現場へのマネジメント的な意図で語られることが多いけど、個人的には対上司や対同僚、対先輩の視点も持っておくとかなりお得に立ち回れる気がしている。

前提として、仕事は「がんばる」ことが良いとされがちだけど、その実「楽するためにがんばる」わかりやすく言い換えれば「成果を出しつつなるべくサボる」ということが一番大事なのではと思う。

なので「努力する」というとしゃかりきに頑張るイメージがあるけれど、本当は「楽するため、サボるためにする努力」というものもあって、これが実は効率化というものと繋がっている。つまり、サボりに真剣な人ほど効率化が得意とも言えるかもしれない。

例えばだけど、しゃかりきに終電までExcelを触ってデータを作ってる人と、事前にマクロを組んで1-2時間でサクッとデータを作ってる人、同じアウトプットであれば私は後者を「努力してる」と思いたい。

ではサボるための努力、楽するために努力とは具体的に何が挙げられるか。
まず、第一に「仕事を外注する」ということがある。例えば、家事代行とか秘書サービスなどもそうだけれど、自分より得意な人がいて属人性のない仕事であれば基本的には他の人にドンドンお金を払ってお願いしてしまうということだ。

ただこれの難点は2つあって、1つ目に外注のコツというものがあり、外注先に最大パフォーマンスを挙げてもらうには工夫が必要だということ。2つ目に、社内の場合は、一定の決済権や社内的リソースのダブつきがないと外注が難しいということだ。なので例えばインターンというポジションであれば、一般的にこの選択を取るのは難しい。

第二に、「身の回りのリソースを最大活用する」ということ。で、これが出来る人って結構限られていて、実は周りを見渡すとこれが得意な人がスイスーイと昇進しているような気がする。しゃかりきに頑張ってる人からしたら「ずるい!」って感じかもしれない。

身の回りのリソースというと色々あるけれど、一番見落としがちなのは「自分より先輩、目上、上級な人たち」だ。なぜかといえば、一般的には「先輩が後輩を活用する」という年功序列構造みたいなものがなんとなくイメージにあるからだと思うけれど、先輩が後輩を頼るように、本来は後輩も先輩を頼っていいし、お願いし尽くしたほうが良い!

「でも先輩に色々お願いするのは申し訳ない…」

いや、そんなことはなくて。

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