読む力を高める

最近、読む力について考えてました。
というのも、やや近い人から相談をされた時に本を勧めたのですが「本が読めなくて…」と言われて、どうしようかなあと思ったからです。

自分はこれまで先輩に相談したり困っている時に本を勧められ、それをすぐに読んで、追加でわからないことを聞いてとやってきたので、本が読めないとなるとこちら側としては相談に対してのアドバイスコストが一気に高くなるし、読めない本人的にも得れる情報が一気に狭まってハードモードすぎないか?と感じました。例えるならばRPGをCPUとの会話なしに進めていくに等しいし、誰にも教わらずにサッカーの練習をするようなものとも言えると思います。
何故なら、世の中の大抵の悩みや試行錯誤は、この人類の長い歴史の中でほぼ確実に誰かが同じ悩みを持ち解決してきた物事です。本を読み活用できる人たちが、目の前の課題に対して過去の誰かの解法を用いて進んでいっている一方、活用できない人たちがその課題を0から解決しているのであれば大きな差が出てきてしまうのは必然だと思います。
年間に本を読む冊数と年収の相関みたいな話もチラホラ見かけますが、その要因の一つとしては、目の前の課題を自分だけで0から解こうとせず過去の知見を活用しようとしているということもあるのではないかと思います。

47.3%が1か月に1冊も本を「読まない」と回答

平成 30 年度「国語に関する世論調査」の結果の概要

とはいえ、私の周りの人も含めて「大人になってから読む力を高める方法」ってあんまよくわかってなくて、なぜなら大抵のよく読める人はすでに学生時代にその力をある程度まで高めていて、それをもってその後も上手くやっているからです。私なんかはnoteを5年?もっと?更新し続けていて、その中で書く力そして読む力が高まっているのは勿論あるけど、そもそも中学時代からブロガーなのでその時点である程度文章を読んで書くことに抵抗がなかったというのはあると思います。

まあ色々書きましたが、おすすめされた本も参考にしつつ書けない読めないことと、その力を養う方法についてまとめます。

まずは、書けないの手前に読めないがあると思うので、読めない人の原因を私なりに分類してみたいと思います。

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