料理を例に「ゴールから逆算する」思考フローを考察した #なんちゃって社内報
インターン生との初回1on1の中で、インターンを通して「ゴールから逆算」できるようになりたいという話がありました。たしかに「ゴールから逆算」できるというのはとても便利だし、多くの人が身につけて損のないスキルだなと。
ただ、ではそれを体系的に再現性を持って会得するにはどうしたらいいのか?と考えてみたのですが、それは仕事をする中である思考フロー・ツリーを意識することで達成できるんじゃないかなと思ったので整理してみました。
私はRPG中毒なのでRPGに例えると大抵のことをすごいスピードで情報共有できるのですが、今回は社内にRPGプレイヤーがあまりいなかったので(ガーン)料理で例えることにしてみました。
基本的には、バラせるようになれば組み立てれるようになるのではないかなと思っています。メレンゲ(焼き菓子)が卵白と砂糖で構成されているとバラすことさえできれば、メレンゲを錬成することは(多分)可能ですが、卵白と砂糖を知っているからと言ってメレンゲを作れる訳ではないといった具合です。
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あまり深く考えようとしないと
こうなりたい→これをしよう
と直線的な思考の方が楽だし多くなると思うのだけど
こうなりたい→そのために何ができるか→これをしよう
と間に1つ思考フローが挟まっていることを認識することで、ではなぜそれをするのかという理由を考えてみようと思えるし、それ以外の今回やらなかった選択肢も見えてきます。そうなると、インターンの中で振ってくる1つずつのバラけたように見えるTODOがツリーとなって関係性を持ち、ゴールから見たときに「どのツリーを辿っていけば確からしいか=ゴールから逆算する」ということが考えられるようになるのではということです。
しかも、大抵の場合は沢山の選択肢の中でドライバー(加速要因)であるものと、ドライバーでないもの、およびそもそも動かせないものなどがあるのですが、あんま深く考えず仕事をしていると往往にして「動かせないものを動かそうとして何も起きない」ということが起きがちです。だからこそ、目標を達成しえる要因となりうるものを書き出して、それぞれの影響力とそれを実行するためのリソース(お金や時間など)を見て、ではどれからやった方が効率がよいか、どれは捨てても影響があまりないかを見るって感じだと思ってます。
KPIツリーとかも同じように考えるんですけど、今回は眠いのでここまでにします。
マガジン購読者向けには、今の話をRPGに例えて3行くらいで解説します。
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