新型コロナウイルス感染症対策事業についての説明(主なもの)その1

おはようございます。昨日ツイートしたものをより詳細にしてまとめます。

1.特別定額給付金事業費

 新型コロナウイルス感染症により様々な影響を受けている市民に対して、家計への支援を行う為給付金を給付します。国から言われた一律10万円というものがこちらになります。受給権が原則世帯の世帯主というのが本当に悩ましい所です。きちんとお一人お一人に渡るのか疑問ではありますが、まずはできうる限り必要なお金を配布するという事になったと考える事にします。いずれ解決しなければならない問題です。

・対象者  原則として世帯の世帯主

・給付額  対象者一人につき10万円

・予算額  12,006,000千円

・佐野市はオンライン受付については5月12日からで郵送も12日から始まります。

【申請をする前に抑えておくところ】
・オンライン申請をする場合
 5月11日開催予定の臨時議会の議決を経てから受付が開始されるため実質12日受付のスタートになります。一方でオンライン受付ですが、マイナンバーカードを持っているだけでは申請できません。対応するスマートフォンを持っているかあるいはカードリーダー(カードリーダーについては電気屋さんの店員さんに聞くのが一番かと思いますが、在庫がないと思います)を持って初めて申請できます。またマイナポータルを利用できるOSはWindows8.1またはWindows10(CreatorsUpdate以降のバージョン)、Macの場合はmacOS10.12 sierra、macOS10.13 High Sierra、macOS 10.14 Mojave、ブラウザもWindowsの場合はMicrosoft Internet Explorer Ver11、Microsoft Edge Ver40、Google Chrome Ver63が対応しておりMacの場合はSafari Ver12、Google Chrome Ver63となっています。スマートフォンに関しては下記サイトをご覧ください。
※対応しているスマートフォン一覧
https://faq.myna.go.jp/faq/show/2587?site_domain=default

・郵送申請をする場合(マイナンバーを持ってない方)
 またマイナンバーカードが無い方も郵送されてくる申請書にすれば身分証明書(運転免許証のコピー、マイナンバーカードのコピー、健康保険証のコピー、年金手帳のコピー等)で申請することができます。詳しい記入方法は下記リンクから記入方法はこちらをクリックすると見られます。
https://kyufukin.soumu.go.jp/ja-JP/apply/post.html
なお佐野市は30人近く職員を動員し12日から市民の皆様にお届けできるように対応します。多くの人は郵送の方が分かりやすいと思いますので郵送をお勧めしています。私は郵送で、両親は世帯別なので両方の方法を試してみようと思います。

【佐野市の問題点】
・小山市では、特別定額給付金対策室を設置
・足利市では申請期限を明記。
・栃木市では外国人向けの説明をPDFで記載しています。
・慌ててマイナンバーカードを作りに来る方への説明の記載
 (発行までには1ヶ月半以上かかることから郵送申し込みの方が早い)
・DV被害者に対しての問い合わせ先の明記が無い。
 (政策調整課でいいのでしょうか?)

 この点については同様の事ができるか検討及び実施を強く促したいと思います。そもそもネット環境でしか見られない事も問題ですし、(あらかじめ回覧板等で周知する必要もあったのではないでしょうか?)問い合わせ窓口は国に任せるのではなく、国と自治体間、役所内でたらい回しにならないようにする為にも自治体でも相談窓口を設置するべきと考えます。その方が多くの市民も職員も余計な負担が減るでしょう。
 その他、障がい者や施設入居している配慮が必要な利用者への周知も国からは出ています。そういった面も対応しているのであれば可視化するべきでしょう。今後とも住みやすい佐野市の実現のため細々とした部分もチェックし、提案に努めたいと思います。

※この記事で10万円の振り込みが想像以上に遅く今困っている方がいましたら、佐野市の社会福祉協議会において生活福祉資金の貸付制度があります。ろうきんでも申し込みができますのでリンク先をお読みいただき活用してください。貸付制度ではありますが、償還免除になるケースもあります。

留意事項はこちらです。