全頭検査始めます!
昨日は月に一度、乳質と乳量をチェックする乳検の日でした。
これは1頭ずつチェックするサンプルを取る容器。
計測器をミルカーに取り付け、1頭ずつ乳量をチェック(目視!)すると共にサンプル分の生乳をこの容器に取ります。
乳検で廃用候補や病気の牛を確かめる
この乳検では、前回分娩からの日数と共に乳量と乳質をチェックします。
乳量が少なく半年〜1年、次の妊娠ができない牛は「繁殖障害」ということで廃用候補としてリストアップします。
また、普段の搾乳では見つけられないような乳房炎の牛はこの乳検で乳質を見れば一目瞭然。
すぐに治療すると共に出荷対象から外すこともあります
近い将来置き換わる仕組み
今はまだ昔ながらの手順ですが、ミルカーにセンサーが付いてリアルタイムで情報集めるチップをつけてしまえば、毎日リアルタイムで同じ数字が拾えるはず。
近い将来には月に1度というこの検査も無くなっていくと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?