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SNSは砂上の・・・・。消えない居場所を持つ

 子供の日だけど、朝から牧場仕事ではトラブルてんこ盛り(泣)。

疲れ果てて、家に帰ってきてから、少しの間昼寝しつつ、たまたま目に入ってきたこのページ。

何度か聞いたアルバムだけど、こういう自主解説があるとは知らなかった。
この解説を読んだあとだといままでとは違って1つ1つを深く聞くことができる。

AppleMusicで聞きながら

このアルバムを聞きながら、ふと気になってKANちゃんのオフィシャルページを覗いてみてビックリ。

サイトマップ上に全てのコンテンツが載ってて、毎週末のコラムもタイトルとともに500本まで一覧で出てくる

縦長なのでコラムまで届かない・・・けど、そこがいい。

亡くなってしまったKANちゃんが、十勝にやってきたこと、豚丼に感激したこと。
家に帰ってから網焼き豚丼にチャレンジして部屋の中を真っ白にしたこと。
etc………

足跡が全部残ってる。

これがオフィシャルサイトじゃなくて、楽天日記だったり、どこかのブログサービスだったりしたら、KANちゃんの記録としては残ることなくいつかは消える運命だったはず。

溢れ出る言葉をこうして残せる場所を持っておくことは大切なのかもしれない、と思わずにはいられないウェブサイト。

レスポンシブデザインでのスマホ対応もしてないし、メニューもスマホのない時代の大昔の作り方。

でも、KANちゃんはずーっとガラケーを使っていたとスタレビ要さんも言ってたし、きっと信念を持ってこのサイトを作っていたんだろうなあ。

SNSは誰の為にある? 〜受け手市場化したコミュニティツール〜

一般化するまでのSNSは”コミュニティ作り”に繋がる楽しいツールだったと思う。
新しいつながりが毎日のように広がっていくし、そんな中から自分が刺激を受けることも沢山あった。

でも、いまのSNSは広告が8割ぐらい出てる感じだし、新たな繋がりが生まれにくくなっているし、明らかに”見せられるための場所”に変わってしまった感が強い。
受け手中心の市場。 そんな感じ。

しかも、”瞬間”を切り取るだけでここでの発言は将来に渡って残る保証はどこにもない。FacebookやLINEがサービス終了した時点で消え去る運命。

それはそれでいいんだけど、自分の足跡をどこかに残したいと思っているアーティストや自社の足跡・哲学を残しておきたいと考えるのであれば、手間暇はかかるし時間もかかるけど、自社ドメインで”好きなように”書く場所を持つのも大切なのかもしれない。

”楽しいアナログ感”を持ち続ける

長く続けるにはきっと、自分自身が”たのしい”と思えることに注力すべきで、ややこしいこと考えずにどうやったら楽しく書き続けられるかビールのみながら考えてみるのがきっと、いいですね。 

長文が書けない時は、ふと降りてきた一言を残すだけ。

反論等がこないようにコメント等は一切付けられないし、SNSへのリンクもなし(笑)。
実際に人と会うこと、話す事を大切にする。

写真も大切なものはプリントして残す。

もう、子供達はFacebookのようなSNSは一切使っていないし、自分が触れる世界の人達との繋がりを深めるためのツールとしてSNSを見てる。

消えない居場所を持つ。

大切にしたいですね。

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