酪農家が急いで麦稈を片付けたい理由
ここ数日は小麦の収穫最盛期。
カラっからに乾いた小麦。いい感じで仕上がってます
こういうコンバインで一気に収穫しトラックで乾燥工場へ運びます。
麦の刈り取った後には麦稈がそのまま残されていて、酪農家がロールにして牧場へ運び、牛の寝床として使います。
濡れたままだと発火する時がある
雨に当たらないよう、酪農家は天気と睨めっこしながら乾いているうちに運んで倉庫へ片付けます
濡れたままだとカビた寝藁になってしまい、牛の寝床にした時に牛の乳房炎などの病気が発生する原因になります
また、カビが増えると共に熱も発生して、酷い時には自然発火します。 年に何回かはこうした麦稈倉庫が火事になるニュースを目にします。
うちの牧場では大体7割から8割ぐらいは倉庫に片付け終わりました。
残りはしばらく続きそうな雨が終わったら、一旦散らして乾燥させた上で集めてロールにします。
牧場で無いと本当に困るのが麦稈。
今年もちゃんと量が確保できて一安心です。
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