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自動化が酪農家を救う?

今朝届いた機関紙に載っていたロボット搾乳機

小中規模の酪農家はなかなか自動化が難しいのだけど、そんな酪農家でもこうしてロボット化できる、というもの。

Youtube にも動画が上がってる。

https://youtu.be/7kIgK6aj8RQ

家族経営が原点の酪農

ほんの40年くらい前なら5頭ぐらいが当たり前。

10頭越える牛は大規模だったと言われた酪農。

当時は家族経営が基本だから投資もなくこうした規模で十分成り立った。

いまは鹿追で平均150頭前後が搾乳牛の平均だと思う。

100頭以下だと中小でも小規模に近い。

IT化 と ロボットによる省力化の違い

いまIoT化などを通して情報を共有したり病気を未然に見つけたりするのは積極的に進めるべきことだと思います。

逆にこうした省力化に向けた投資はコロナ後の時代に向けてどう考えるべきでしょうか。

1台4,500万と牛舎の改造に1,000万ぐらい。従業員1人分としてみると回収に10年スパンで時間がかかる。

10年後、中小規模の酪農家と大規模酪農家とで求められるニーズがすこし変わっていくのではないだろうか。

規模の経営と小さな経営の共存

規模を目指す酪農が重要なのはこれからもきっと変わらない。

でもそれと同じように小さな規模で質やストーリーを提供できる酪農家が価値を生む事も大切。

せっかく技術やITを活かせる時代だからこそ、規模じゃない活かし方を探してみてもいいんじゃないかな。

そんな事を考えながらこのロボット搾乳機の記事を読んだ。

いつも答えがなかなか出てこない課題です。




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