搾乳は「想像力」の訓練です
今朝は搾乳担当できる1日。
搾乳時の緊張感と仕事している感覚が大好きなので、搾乳の機械のスイッチを入れ、コンプレッサーが動き始めると自分にもスイッチが入る。
常に次を想像する
いま目の前で搾る牛に集中するのは当然だけど、それ以上に大切なのは「想像力」。
・次、どの牛を搾るか
・バケット(出荷しない)の牛はいつ搾る?
・パートナー側の搾乳はどんな状況か
・いつ頃今の牛が搾り終わるか
・外でいまどの作業が進んでいるか
・1頭ごとの牛のクセは? 機械を落とすか?
etc.....
常に周囲や次に起こりうる事の想像をしながら搾る。
ちょうど、車を運転する時の危険予知に近いかもしれない。機械を1秒も遊ばせたくないし、それと同時に搾り終わった牛は1秒でも早くミルカー外したい。
4台の機械を動かしつつ、これらの情報を処理して動くので頭と身体をものすごく使う。
今日も途中で牛に殴られたけど、いちいち怒ってもいられない(~_~;)。
何もトラブルなく搾り終えてやっと解放される感じです。
牛達もお疲れ様でした。
写真は件のおばあちゃん牛。 足の状態は少しよくなってきました。 まだまだ現役続行だね!
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