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牛にもある皆保険制度

餌食べなくなった時、また、熱が40℃近くまで上がった時など、僕たちは獣医さんの診療をすぐ依頼します。

昔は気軽に呼べなかった獣医さん

ずいぶんと昔の話になりますが、まだ扶助制度が整っていない時代には気軽に獣医さんを呼んで診ていただくというのはお金もそれなりに必要だったので、今ほど簡単ではなかったと思います。

乳牛1頭毎に健康保険料を支払う

名称は異なりますが、日本の健康保険制度みたいなのが乳牛でもあって、酪農家は1頭毎に掛け金を支払っています。 この保険制度があるおかげで早めの治療を酪農家は心掛けることができています。

サービス維持で保険料は上がっていく(泣)

毎年、日本の健康保険制度は高齢者の増加で赤字会計問題になってますが、酪農の世界も同じ。

やはり乳量が増えたり、多頭飼いが増えたのに比例して病気になる牛も増えてると思われ、保険料が値上げされる予定です。

牛も人も安心してお医者さんにかかれる環境があるというのは大切なので、制度自体が崩壊しないよう、いい落とし所で決着するといいなあ、と思います。

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