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旨い草、みーつけた。

いつもと違う牧草ロールを入れた直後、牛達が一斉に寄ってきた

左側奥の草は反対にほとんど食べない。

牛はグルメです

牛の味覚はどうなってるかは知らないけど、美味しいものとそうじゃないものの見極めは的確です。

美味しい餌(=カラダにいい)はペロっと食べる一方で、不味い餌(=栄養価低い等)はあからさまに残します。

牛の胃は微生物の養殖場

牛の胃の中には数え切れないぐらいの微生物が住んでいて食べた草を分解してくれます。そこからエネルギーを受け取ると共にお役御免になった微生物達をもタンパク源として吸収しています。
自分の体の中に微生物の養殖場を抱えてるイメージです。
沢山搾りたいからと、栄養価の高い配合飼料を与えすぎると草を分解する微生物達の食糧が届かなくなり、結果的に牛は体調を崩してしまいます。

牛の健康には良質な粗飼料(=牧草&デントコーン)と水が何より重要と言われているのは牛の体内に大量に住んでいる微生物達が健康でいられるようにするためなんです。

ボケっとしているようですが、お腹の中では凄いことやってます(^^;)

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