いまある環境でできることをやる
近頃、アニマルウェルフェアが何かと話題で出てきて昔ながらの酪農家もそうした流れの中で何をすべきか考える場面は多い。
結局、本質をどこに置くか
ボランティアなどではなく、商売としての酪農で
ある以上、本質的な価値を生み出していることが大前提。
「良質な生乳を健康な牛から生産する」
酪農家の本質がここから外れなければ、できることをきちんとやって環境を整えていれば結果が出ていると思う。
牛が嫌がる環境は人間も違和感を感じる
牛が不健康になるような汚い牛舎などは牛を見ればすぐにわかるし、スタッフの仕事の様子からも感じ取ることができます。
逆も然り。
小さなことに手を抜かず、今できることを正確にきちんとやって牛の健康を維持する。
酪農は外野の声に耳を傾ける前に牛の声に耳を傾けているか。そこがまず大切だと思います。
今朝産まれたこの牛が仕事できるようになるまであと2年ちょっと。
その間健康に育つ環境を作るのも酪農家の大切な仕事です。
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