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”よくわからない”不安は消してから進もう

今朝、牧場の仕事でサイロの土を取り除いた時。僕は初めてショベルに乗って、この土を捨てる担当だったんだけど、さて、この土はどこに捨てればいいのだろう? 場所の選択肢は2つ。 でも、1箇所には大型のタイヤが転がっていて捨てづらい。 よし、もう片方にしよ、と捨てると先輩スタッフから

「ちがーう!。そこじゃなくて、あっち。」

と、いきなりのミス。

その後、痛んだ餌を同様に捨てる時にも

「ちがーう!。そこじゃなくて、あっち。分からなかったら聞く!」

と、立て続けにミス(泣)。

小さな不安はあったんです、どっちかな? と。 でも、自分で普段の流れからこちらだろうという勝手な判断をして結果的にダメな方に捨ててしまったという痛い話。。。

IT周りのことにもこういう話、多いんです。


小さな不安は、自分へのサイン

ルーターを買い替える時、パソコンを新しく買ってセットアップを始める時、自分の携帯プランって本当にぼったくられたりしてないだろうか?
など。小さな不安ってITに詳しい詳しくないに関係なく、誰にでも起きます。違うのは、その不安を放置する人と、必ず解消するかの違い。
実は、こうした小さな不安って、自分へのサインの場合が多く、このまま進むと何か起きるという兆しみたいなものだったりします。
こうした小さな不安を抱えたままだと、不思議と失敗してしまうことが多いんです。なんか、呼び込んじゃうのかも知れません。
では、こうした小さな不安はどうすればよいか?

不安を理解してくれる人に話す

電気屋さんだったら、製品知識に詳しそうな人に話す。ネットワークや回線の事だったら、社内で面倒を見てくれてる人や、契約しようとしている相手先にできる限り聞いてみる。とにかく、小さな不安を消す努力を前もってしてみる事が大切です。話しているうちに、不安が大したことないって気づくかも知れないし、相手もそうした不安を持っている事を理解できるので、対応も変わることだってあります。

一番ダメなのは抱え込んだままにしてOKサインを出すこと。

小さな不安は、徐々に大きな不安へと進化して、結果的にトラブルやミスにつながる可能性を広げてしまいます。相手もOKが出たら先に進んでしまいますから。

”何に対する不安”かを具体的に相手に伝える

こうした不安を伝える時にはできる限り具体的に何に対する不安を持っているのかを伝えます。言葉が出てこないのであれば、その事を含めて伝える。分かってくれる技術者であれば、言葉を引き出してくれますし、出なくても色々と可能な限り原因を想像して話をしてくれます。
自分の言葉しか話せないような人が登場してきたらすかさず、”チェンジ”と言っちゃいましょう。 時間と手間がかかるかも知れませんが、不安を抱えたまま前に進むよりはよっぽど時間ロスを減らすことに繋がります。



タイトルの写真は、ふるーい電車の運転台。
これをいきなり”運転しろ”って言われたら誰だって不安になりますよね。
ここまではっきりとわからないものだったら必ずインストラクターとかに聞くはずです。
中途半端に分かりそうなものについてはそのまま進めちゃうかも知れませんが、そんな時はこの運転台を思い出して、”不安解消できるように聞く”ようにしましょう。

僕は、少々鉄オタなので、マスコンとブレーキの操作確認ができたら、きっとニヤニヤしながら動かすと思います(笑)。

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