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【実況と感想】渋沢栄一 NHK大河『青天を衝け』26回「篤太夫、再会する」

2021年9月12日(日)20時放送、NHK大河ドラマ『青天を衝け』26回「篤太夫、再会する」を視聴しました。
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金木犀の良い香りに秋を感じる今日このごろ、残り16回、晴天を衝けも終盤に入ってきましたね。
連続ドラマなのに、2ヶ月休むと、中身忘れちゃいますね。
ネフリとかアマプラで新たなオリジナルの歴史大河ドラマやってくれないかなあ。
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■こんばんは徳川家康です
篤太夫、6年ぶりのふるさとへと向かっています。
その岡部藩はもうない。
新政府とやらに恭順した。
直轄地に郡や県を置き・・・、なんて話はもう野暮ですかな。
まずは篤太夫を見守りましょう。

■プロローグ
まさか平九郎が。俺は一体何なんだ。

死んだはずの長七郎に出会う篤太夫。
「栄一、それを俺にいうか。悔しいのは俺だ」
「だが、お前は生きている。生きているものにはなすべき定めがある」

栄一が戻ってくるとざわつく渋沢家
「国破れて山河ありか。ここは何も変わってない」
栄一を初めて見るうたに、「あれがお前のとっさまだ」
お千代とうたに、再会する栄一、感激の対面でした。

--曲--

■血洗島で
長七郎が亡くなったことを聞かされます。

妹のてい「兄様が平九郎を武士にしなければ・・・」

宴会ではパリの話で盛り上がっています。
蒸気機関車、ガラス、エレベーターが動く話で盛り上がります。
亡き平九郎の話で泣く千代。
千代を慰め抱きしめる篤太夫。
長七郎のお墓参りにでかけ、成一郎の妻・およしに出会う
成一郎の安否を心配しますが、無事でいることを知り安心します。

■箱館では
土方歳三、高松凌雲と話す成一郎
五稜郭で蝦夷地平定の祝勝会が開かれると。
敵兵の治療をする高松凌雲、パリで学んだと。

■尾高家
尾高惇忠に会う篤太夫
「俺とてお前と話がしたい。しかしもう、誰にも合わす顔がねぇ」
「兄上が戦で死なないで生きててくれてよかった」
「今一度前に進みたい。生きている限り」

長七郎が篤太夫の前に現れます。
「前を向け、栄一。俺たちがかつて悲憤こう慨していたこの世は崩れたぞ」
亡き長七郎に励まされる栄一でした。
「駿府で謹慎なさっている上様にご挨拶に行かないと」
父「誠を貫いてくれといったがきちんと守り通してくれた」
篤太夫が借りていて父に返した金銭を、父は千代に褒美として渡します。
母「よく耐えてくれたね」

■駿府へ
駿府は、慶喜や徳川家臣の受け皿になっていたのです。
篤太夫は駿府藩庁の中老・大久保一翁/木場勝己にパリでの収支を報告します。
数日後、慶喜の居る宝台院に呼ばれました。
寒い部屋で慶喜と対面する篤太夫。
寒くて座布団もないような、みすぼらしい部屋で対面します。
「そなたの嘆きを聞くために会ったのではない」
いつもの虚ろな表情の慶喜を見る篤太夫
篤太夫は、パリでの民部公子の話をし始めます。
それを見つめる慶喜も微笑みが戻ってきます。
「昭武が無事戻ったのもそなたのおかげ。礼を申す」
といって去ろうとする慶喜に声をかける篤太夫
「どんなにご無念だったことでございましょう」

--つづく--

27回「篤太夫、駿府で励む」

■大河ドラマ紀行
静岡県静岡市
家康ゆかりの地です。
駿府所公園
天守台が発掘され石垣見ることができます。
慶喜が上陸した清水港

家康ゆかりの宝台院
家康の守り本尊が祀られている寺で慶喜は謹慎しました。
変わり果てた暮らしぶりを目にした栄一は、涙ぐみ頭を上げることができませんでした。

■感想
今回は文章に起こしづらい、心の描写が中心でした。
浦島太郎状態の栄一の心の葛藤、変化を亡き長七郎との会話によってうまく表現していました。
幕府を倒そうとしていた人間が、幕府の家臣となり、海外に行っている間にその幕府が無くなり、多くの人間が亡くなった。
生かされていることを実感するのがこの場面であることはいえるでしょう。
中には世の中変わり、絶望する人もいたでしょう。
自分の才能を開花させるのも殺すのも、自分自身次第であることを言いたかったとよく伝わった内容でした。
まだまだ実業家として成功したとはいえない栄一、どのような試練が待っていてそれをどうやって乗り越え実業家になるのでしょうか。
もう一旦休みはないですよね、NHKさん。
あと15回くらいあるので、楽しみです。


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