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春侯爵詩片

不思議な夢を
見ました

今まで見たことのない
タイプの夢

橋のかかる
薄暮の川べり
私は土手の道で
自転車で
そこに行けるか
間に合うか
迷っています

その時の私は
20代はじめの頃の
とても甘過ぎる顔の頃で
見ている私は
私の外から
過去の私を
見ているのです

死ぬと霊体は20代の若い頃に
もどると言われています

そうなれば
それはそれで
いいなと思いますが

少し
物足りない
気もして


私が生きているのも
かりそめの
時間つぶしの
物語にすぎないのか
少しは
あらたまった境地で
あちらにもどりたいと
思われました

少しは
何者かに
変容しろよ

そんな感じの
夢見感でした


■KeithJarrett、ViennaConcertを聞きながら。
■画像はヤフー、薄暮画像より。


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