![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/67075352/rectangle_large_type_2_916cba4678d31460b0d5aeff27b0cea4.jpg?width=800)
山行9.
わが親しき友
犬の親子ねむる
細き山水をひいた
さわやかな裏庭
うるんだ三日月や 星の群れ
この 山中の 一角に おとずれ
花畑の 白き名も知れぬ ひとむらを
清い においで おしつつみ
犬たちも 寝ぼけ眼に あおぎ見る
風もなく 竹やぶは
白き 雲 やどし
巨大な 杉の老木の 並木道に
つかれた 昼間の 影がゆく
(旧作、“葉脈盆地”、“量子精神学の地平”をマガジンにしました。どうぞご覧くださいませ。)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?
(旧作、“葉脈盆地”、“量子精神学の地平”をマガジンにしました。どうぞご覧くださいませ。)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?