違和感を与えるための「なのに思考」
セールスコピーライターののぐちです。
今日は昨日の記事の続きです。前回の記事を読んでないとなんのこっちゃ意味がわからないと思うのでぜひこちらからご覧ください↓
ということで、詳しくは昨日の記事をご覧になってほしいのですが、違和感を与えるための思考を教えます。
それが、「なのに思考」という考え方です。
「〇〇なのに△△」←これ最強
「〇〇なのに△△」
違和感を与えるには、この形がシンプルでとっつきやすいです。、まずはここからやってみることをオススメします。
例えば、
働いてない。なのに、めっちゃ稼げている。
才能もセンスもなにもない。なのに、なぜか毎月継続的に稼げている。
高校生。なのに、大人よりも稼げている。
めっちゃ食べてる。なのに、痩せている。
めっちゃ働いている。なのに、いつも元気。
いかにも真面目で堅物そう。なのに、話が面白い。
冗談とか言わなさそう。なのに、めっちゃトーク力が高い。
めっちゃゆるふわでかわいい系。なのに、超毒舌。
いかにもバリキャリで姉御肌。なのに、甘えん坊。
頭悪そう。なのに、めっちゃ賢い。
暗そう。なのに、話し方がハキハキしている。
子育て中のワーキングママで忙しい。なのに、ビジネスで成功している。
コミュ障。なのに、めっちゃモテる。
ブサメン。なのに、めっちゃモテる。
あくまでも一例ですが、こんな感じです。「〇〇なのに△△」の〇〇と△△に繋がりが薄かったり意外性があることによって違和感を生み出しているわけです。
そもそもの話、「なのに」のような逆の要素がないと興味は湧きづらいものです。
例えば、
裕福な家に生まれた人が大手予備校に通って東大に現役合格した
高学歴高収入高身長イケメンに超美人な奥さんがいる
これらは聞いた側からしたら「そりゃそうだよね」としか思えなく、そこに違和感を感じないわけです。いたって順当な結果であり、詳細を聴きたいと思えないのです。もっと聞きたいもっと知りたいという注目や興味も起きません。
しかし、その一方で、
ド貧乏な家に生まれた人が独学で東大に現役合格した
低学歴低収入低身長ブサメンに超美人な奥さんがいる
これだと違和感を感じます。
「なんでこの人が?嘘でしょ?」「一体、どうやったのだろう?」と興味や注目も生まれやすいわけです。
このようにして違和感を作った後は、昨日の記事でもお伝えしたように、筋道の通った理屈やロジックがあれば、そこから人への興味や好意へと移るフェーズに移行します。
当たり前ですが、違和感を与えるだけ与えても、その後のロジックや理屈が整備されていないと好意には変わりにくいのでご注意ください。何の理屈もないただの違和感(例:イケメンなのに鼻毛がめっちゃ出ている)みたいなものは、多くの場合マイナスに働くだけということです。くれぐれも変なことをしろ!と言っているわけではないのでご注意を。
なのに思考で違和感を与えていきましょう!
というわけで、今回は『なぜ、30歳を過ぎた昭和生まれの男が今さらスキンケアにこだわるのか?稼げるからです』という昨日の記事の続きでした。
※昨日の記事はこちら↓
昨日の記事をご覧になってないと意味不明かもしれませんが、私の場合は対面してビジネスをすることもあるので、違和感を演出するために美肌という手段を利用しただけです。
「自分は顔出ししていないから使えない!」と考えるのではなくて、あくまでも「違和感を与える」という一段上の考え方をもっていただければなと思います。
また、違和感を与える方法は他には当然あります。
今回お伝えした「なのに思考」だけではありませんし、自分なりの違和感の与え方を意識して探してみてください。そして、日常生活の中で感じた違和感を丁寧に言語化していくことで、違和感のレパートリーを増やすことができます。
ということで本日の記事は終わりです。