野口隼都(セールスコピーライター)

株式会社アストライア代表取締役社長。北国在住のセールスコピーライター。講座、セミナー、スクールのLPやセールスレターを制作してます。コーチング、潜在意識、瞑想、風水、占い、開運学などの不思議な世界が得意です。 実践で培ったライティング技術について書いてます。

野口隼都(セールスコピーライター)

株式会社アストライア代表取締役社長。北国在住のセールスコピーライター。講座、セミナー、スクールのLPやセールスレターを制作してます。コーチング、潜在意識、瞑想、風水、占い、開運学などの不思議な世界が得意です。 実践で培ったライティング技術について書いてます。

最近の記事

価格は安ければいいわけではない。大事なのは「なぜ、この価格なのか」の納得感である

セールスコピーライターの野口です。 セールスの成否を左右する大きな要素に「価格」があります。どれだけ商品の内容が良くても価格が高すぎては買うかどうするか検討する以前に、そもそもお金がなくて買えないという状況にもなりえるからです。 また、手持ちのお金があったとしても、「この内容の商品にここまでの価値は感じない」と思われれば売れません。仮に、その価格が売り手からしたら安かろうがなんだろうが、買い手からして高いと思われたら売れないわけです。 そして、これもまた面倒な問題なので

    • 見込客がびっくりするような魅力的なオファーを作ろう

      今回は、オファー作りの話です。 オファーとはこれまたよくわからない言葉ですが、マーケティングやコピーライティングの世界でいうオファーとは「取引の条件」と言われたりします。 例えば、 価格 提供内容 今購入したら10%オフといった割引 10,000円以上買ったら送料無料という特典 返金保証、返品保証などの保証 などといった商品やサービスを購入する際の付加価値や特典を示すものです。 顧客からすれば、何が得られるのかがダイレクトに関わってくるのでとても重要な部分で

      • 最初から完璧な文章を作ろうと焦ってはいけない、文章は日々ブラッシュアップするもの

        セールスコピーライターの野口です。 今日は文章を書く時に持っておくべきマインドセットについて。 自分なりにあれこれ勉強して売れるための心理トリガーも入れて、さぁいざLPを公開だ!と思った時に生じがちなのが、「本当にこれで売れるかな?」「売れなかったら努力が水の泡だ」という不安です。 せっかく時間をかけて作った文章が受け入れられなかったらそりゃもうショックでしょう。しかし、ご安心ください。文章は一度書いたらおしまいではありません。何度でも書き直せるのです。 売れる文章作

        • 中級者あるある。センスや文才を醸し出そうとしてはいけない

          今回は「ライティングスキルが少しだけ付いてきて売上にも反映されつつある時に起きがちなあるある」についてです。 中級者の方にとっては思い当たるところも多いと思いますが、事前に対策を取っておくことで悲劇を避けることができます。 ではいきましょう。 ライティング中級者のあるある、それは「センスや文才を醸し出してしまうこと」です。 そもそもの話、コピーライティングのスキルを使って書く広告文や宣伝文は商品を売ったり、問い合わせをもらったりするための手段として書くものですよね。

          それでも人は行動しない。格安SIMから学ぶ!限定性の重要性

          今回は、「格安SIMから学ぶ!限定性の重要性」という話をしていきます。 もう何年も前のことになりますが、格安SIMに変えるか変えないか1年くらい悩んでいた時期がありました。 ネットで色々と評判を調べてみたはいいものの、どこのブランドのどのプランにするか、情報が多すぎてめんどくさいと思って、結局変更しなかったんです。 ただ、とあるきっかけで急ぎで格安SIMに変更してきました。 そのきっかけというのが【限定性】です。 限定性とは、 「○○までに行動したら、こういうメリ

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          衝撃的なキャッチコピーを作っても売上にはさほど影響しない時代がきた

          セールスコピーライターの野口です。 書店でコピーライティングや文章術の本を探していると、「魅力的なキャッチコピーの書き方」「文章は冒頭のつかみで9割決まる」「キャッチコピーの書き方100選」的な本をよく見かけます。 確かに、キャッチコピーというのは短い文章なのでとっつきやすいものです。特に、ライティング初心者にとっては「キャッチコピーを変えるだけで売上が上がる」と言われれば、キャッチコピーくらいなら自分でもなんとか書けそうだ、短文でいいならなんとかなりそうだと、希望を抱け

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          ※閲覧注意 ライティング力を高める高難易度の仮想商品のセールス訓練法

          セールスコピーライターの野口です。 コピーライティングのスキルを高める訓練としてオススメなのが「高難易度の仮想商品を売るためのセールス文を考えてみる」ということです。 高難易度の仮想商品とは、「実際に売るのが極めて難しい、というか無理だろと思われるような架空の商品」を差します。ライティング力を高める訓練して、これを設定して売るためのコピーを考えることが有効なんですね。いわば頭の体操的なやつです。 今回の記事では、その具体的な訓練法をお伝えするのですが・・・ ここからは

          ※閲覧注意 ライティング力を高める高難易度の仮想商品のセールス訓練法

          爆売れしたセールスレターをパクられたけど、正直なんにもわかってないなこの人と思った

          セールスコピーライターの野口です。 今日はパクリレターについての記事です。 事の経緯は、私が2020年に書いた、とある案件のセールスレターから始まります。 そのレターは文字数1万字程度で、販売する商品は数千円のオンラインセミナー(所謂フロントエンド商品)でした。 何度か期間を分けて公開していて、合計の募集期間は1年間もなかったのですが、このレターを経由して累計6,000人以上がセミナーに申込みするという実績を出しました。さらに、最終的な案件全体の総売上は20億円を超え

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          チラシもLPも書き始めが大事なんだという話

          質問です。 帰宅して郵便受けを開けると一枚のチラシが入っていました。 あなたはそのチラシを何秒くらい読みますか? 少し考えてみてください。 ・・・ ・・ ・ きっと多くの場合、読んだとしても数秒程度だと思います。 よほど興味がある分野のチラシでなければ、普通は郵便受けに投函されたチラシなどじっくり読まないはずです。 そもそもチラシは売り込みです。誰が好き好んで自ら売り込み文を読むでしょうか。情報過多の現在、目に止まった広告文を一つ一つじっくりと読む人なんてなか

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          実績がないなら作ればいいじゃない

          私はまだ初心者で実績がないから売れません。 弊社はまだ設立間もないから顧客の実績がないのです。 ビジネスを始めたての方からこういった悩みを聞くことがあります。 確かに、商品が買われる際には、販売者の資格、受賞歴、業界歴、顧客数といった実績が重要視されることがあります。 無資格の人よりもすごそうな資格をもっている人のほうが信用できそう、なんの賞を受賞してない人よりも誰もが知っている有名な賞の受賞している人のほうが信用できそう、業界歴3年の人よりも業界歴30年の重鎮のほう

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          大嫌いな大義名分について

          「僕のことは馬鹿にしてもいいけど、仲間のことを馬鹿にしたら許さない」 よく見かけるこの手の大義名分が嫌いだ。シンプルに嘘でしょと思ってしまうから。 「僕のことを傷つけたな!許さない!」だといかにも子どもっぽく見えるし、結局は自分が一番大事なんだなと利己的な見え方に映る。 一方で、「仲間のことを傷つけるやつは許さない」だと、自分のことよりも仲間が優先であり良い人感が滲み出るし、反論も生まれにくいので勝手の良い大義名分だと思う。「仲間」の部分には「ファン」や「家族」などその

          コピーライティングは再定義力

          先日、このnoteを普段からよく読んでいただいている関西在住のYさんからこんなご質問を受けました。 「すでに賞味期限切れの食材を、いくらかでも現金化するためのコピーは書けるものですか?」 ※一部中略しています。 Yさん、ご質問ありがとうございました。 これ、非常に興味深い質問だと思います。抽象化して考えれば、「すでに価値がなくなった商品でもコピー次第で売れるのか?」という問いです。 一般的に、コピーライターとしては、商品価値ができるだけ高い商品を売りたいものです。なぜ

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          コピーライティングは書く前に勝負は8割決まっている

          セールスコピーライターの野口です。 本日は、コピーライティングは書く前に勝負が8割決まっているという話です。 一般に、コピーライティングと聞くと、言葉のテクニックやうまい伝え方のノウハウというイメージがあると思います。 「誰でも簡単に」「一瞬で〇〇できる」「悪魔の◯◯」といった強烈な言葉や言い回しを使った表現 「今だけの限定品です」「ラスト一点しかありません」と、感情を揺さぶったり行動を喚起させる煽り文句や心理テクニック全般 比喩、擬人法、倒置法、反復法、体言止め、

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          売れるベネフィットの伝え方とバランス感覚

          セールスコピーライターの野口です。 本日は「売れるベネフィットの伝え方とバランス感覚」についてです。 ベネフィットとは、こちらの記事でも詳細に書いている通りですが、顧客が商品やサービスから得られる効果や利益」のことを指します。 ベネフィットの定義や重要性はこちらの記事に譲るとして、今回は、売れるベネフィットの伝え方とバランスの取り方にについて、おなじみの例である(?)ダイエットプログラムを売ると想定して考えてます。 ダイエットプログラムのベネフィットはなにかといえば、

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          期待値コントロールで信頼を得る方法

          先日、ビジネス用のプロフィール写真撮影のために、近所のフォトスタジオに行った時の話です。 私が選択したプランは、30枚分のデータが撮影日から約5日後に写真データとして納品されるものでした。 撮影自体はつつがなく終わり帰宅。5日後にはデータが届くから楽しみだなと思っていたところ、なんと撮影の翌日にデータが届いたのです。それも、データが30枚ではなく40枚に増えて納品されていました。 期待以上の仕事っぷりに驚きと感動を感じ、次なにかで写真撮影をする機会があればもう一度利用し

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          違和感を与えるための「なのに思考」

          セールスコピーライターののぐちです。 今日は昨日の記事の続きです。前回の記事を読んでないとなんのこっちゃ意味がわからないと思うのでぜひこちらからご覧ください↓ ということで、詳しくは昨日の記事をご覧になってほしいのですが、違和感を与えるための思考を教えます。 それが、「なのに思考」という考え方です。 「〇〇なのに△△」←これ最強「〇〇なのに△△」 違和感を与えるには、この形がシンプルでとっつきやすいです。、まずはここからやってみることをオススメします。 例えば、

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