能力、適性関係なく最終追い切り良く見えた馬(阪神大賞典)

能力、適性関係なく最終追い切り良く見えた馬(阪神大賞典)

シルヴァーソニック
サヴォーナ
テーオーロイヤル
プリュムドール
ブローザホーン

例年、阪神大賞典って出走頭数も少なく、春天に向かう「ストーリー」も1つきりのような気がするのですよね。
ところが今年は、もちろんフルゲートではないけれど出走頭数が15頭と、例年に比べれば大分多い。テーオーロイヤルとブローザホーンとが出てくることもあり、ダイヤモンドS組と日経新春杯組が合流する印象がありますね。

で、そのダイヤモンドSなわけですが、基本的に阪神大賞典には繋がらないといわれています。
まー、最後はいつもの長い直線がある東京3400と2回内回りコースを回る阪神3000ではまるでコースが違いますからね。
直線での瞬発力勝負に強いダイヤモンドS上位組が、2周目3角からロングスパートになる上最後に急坂もある阪神大賞典に合うはずがない、個人的にはこう考えています。

しかし、テーオーロイヤル。
よくよく考えてみると、この馬は2年前、阪神で開催された春天で3着に入っているのですよね。
先頭を行くタイトルホルダーを、4角から捕まえに行ったものの、振り切られた。結局最後の直線で脚を無くし、後ろから来たディープボンドにも交わされた、というのが当時のレース内容。
阪神で開催された春天の距離はもちろん今回より1F長い3200mなわけで、さてその200mがなければ、ということなのか。それとも、2022年の春天も出走頭数が少なく、コース適性以前の問題、ステイヤーとしての資質のみで走ったのか。
テーオーロイヤルが1番人気なだけに、ここをどう見るかが重要になりそうです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?