能力、適性関係なく最終追い切り良く見えた馬(NHKマイルカップ)
能力、適性関係なく最終追い切り良く見えた馬(NHKマイルカップ)
セッション
エエヤン
カルロヴェローチェ
モリアーナ
ショーモン
次点で、オールパルフェ、クルゼイロドスル。
今回は時計が良かった馬を素直に選んだ形。
セッションは団野鞍上で坂路。53.8-11.8。序盤でよれて他の馬にぶつかりそうになるなどスムーズな登坂ではない中での時計なので、能力が高いことは明らか。
エエヤンは南W単走。66.0-11.1。調教師曰くオーバーワークにならないことに気を付け、かつ軽くもなりすぎないようにした、とのこと。それにしてはやや時計が出ている印象があるが、1週前の時計からすれば問題のない範囲か。
カルロヴェローチェはCW併せ馬。4Fから時計を出して、1F10.9。1週前の動きには調教師も不満があり、速い時計が欲しかったとのこと。10.9の時計でぶっちぎっているのだから、能力は高い。ただそうすると押しても引いても動かなかった1週前は一体、もなるが、調教師曰く良馬場で走らせたいとのこと。重馬場が1週前のあの動きの原因ということならば、雨予報の本番はさて。
モリアーナは南W単走。66.4-11.4。特別ピッチが速いわけでもストライドが大きいわけでもなく、非常にバランスのいい走り。キレのある馬なので勿論良馬場に越したことはないと思うが、父エピファネイア。良馬場希望の陣営が多い中、比較的やれるのではという気も。
ショーモンは坂路併せ馬。53.5-12.1。真っ直ぐな登坂が好印象。併せている馬の手の動きと比較すれば、状態の良さは明らか。
オールパルフェ、時計的には全然悪くないんだけれども、右前肢が外を回るというか、かなりがに股に見えるあたり、個人的にどうかなと。その走り方で結果を残しているのだから、とやかくいうことではないが。
クルゼイロドスルは時計はそこまでですが、坂路をきれいなフォームで駆け上がっている点、良かったと思います。
その他。
ダノンタッチダウンは坂路単走。ずっと内に刺さるような動きをしており、どうにも左右のバランスが悪く見える。
ナヴォーナはCW3頭併せ真ん中。かなり軽い追い切りだが、そもそもの基礎スピードが併せた馬とは違い、すっと抜け出す。能力は高い。
で、もう枠順が出たわけですが、フロムダスク最内。で、ユリーシャが外目でしょう?ユリーシャが控える形はあまり思い浮かばないし、フロムダスクは朝日杯出遅れての惨敗、そもそも適性がもっと短い馬だと見立てるので、そうすると必然ペースは流れそう。雨の度合いにもよりますが、内前から押し切るには相当のスタミナが必要な気がします。
そうすると、やはり外枠の馬に色気が出てくる。
モリアーナは外を引いてほしかったのだけれど、ノリさんのことだからポツンまであり得る、かな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?