能力、適性関係なく1週前追い切り良く見えた馬(オークス)

能力、適性関係なく1週前追い切り良く見えた馬(オークス)

ハーパー
コナコースト
ペリファーニア
ミッキーゴージャス
ライトクオンタム
次点で、エミュー、ゴールデンハインド。

まあ、最終追い切りも終わってしまったし、今更1週前の話をしても、とも思いますが。

取り敢えず、適性を考えずに挙げていきました。が、オークスに向けての追い切りをやる陣営と、いつもどおりの追い切りをやる陣営とに分かれますね。ハーパー、ペリファーニア、ミッキーゴージャスあたりがオークスに向けての追い切り。つまり、終いを伸ばしている。

ハーパーはCW3頭併せの最内で、69.0-22.6-11.2。桜花賞の直線を見る限り、少しドゥアイズに迫られたところもあったので終いの足はどれだけ、なんて思いもしましたが。レースを見るとワンパンチ足りない印象もあるけれど、先行する僚馬をゴボウ抜きにするところを見ると、やはり侮れないという気になります。

コナコーストはCWで併せ馬。65.3-23.8-12.1。動き、手応えともには非常に良く、調教師が会見で言っていたとおり体調は良さそう。桜花賞の走りを見てマイラーに寄っているのかな?と思いましたが、比較的背にゆとりがあり、体型からマイラーというわけではない。ただ、やはり桜花賞で前受してレースを進めたこと、1週前ではラスト1Fで減速しているあたりを見ると、経験値的な意味合いでオークスではどうだろう、と思ってしまう。

ペリファーニアは南Wで併せ馬。69.1-23.4-11.1。終い重点で速い時計を出してきました。
この馬もコナコーストと同様で、背にゆとりがあり、体型からは必ずしもマイラーではないと思いますが、どうにもこうにも前進気勢が。桜花賞の直線で止まったこと、武史くんの発言、旺盛な前進気勢と経験不足。喉なり。ほんと2400どうでしょうね。

ミッキーゴージャスはCWで併せ馬。66.9-23.3-11.3.合図が出てから豪快に僚馬を突き放す。
G1馬を父母に持ち、特に母ミッキークイーンはオークス馬でもあることから穴人気しそうですね。まあ、この馬も格上の馬とやるのは今回が初めて。さて。

ライトクオンタムはCW併せ馬。68.8-23.8-11.7。個人的には、そこまで気負っているようには見えず、首をうまく使いストライドを伸ばすような走りに見えました。好印象。

エミューは南W単走。65.1-23.9-12.0。調教師のいうとおり、小柄な馬の割にストライドは大きく、2400の距離でもいいように思います。ずっと左手前で走っているので、右回りのほうが良さそうというのはありますね。あと、最終追い切り後の話ですが、馬体が減っており、これはちょっとなという気が。

ゴールデンハインドは南W3頭併せ。67.1-24.0-11.9となかなか速い時計。
さしてキレる印象はありませんが、やはり長くいい脚を使う。ハナにはこだわらないという陣営の話ではあるものの、ペースの鍵を握る馬の1頭ではありますよね。

リバティアイランドを後ろから差せる馬は多分いない以上、相手に考えるべきは前にいる馬。となると、ゴールドシップ産駒というところから推測されるスタミナ量と長くいい脚を使えるという点は、リバティアイランドの相手として評価して良さそうです。

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