能力、適性関係なく最終追い切り良く見えた馬(フィリーズレビュー)

能力、適性関係なく最終追い切り良く見えた馬(フィリーズレビュー)

カルチャーデイ
コラソンビート
レディマリオン
シカゴスティング
ポエットリー
次点で、ロゼフレア。

フィリーズレビューは距離短縮有利、と言われていますが本当なのかな。
個人的には、単に阪神JF組が有利という話な気がしています。

過去5年ののフィリーズレビューを見てみると、4角6番手以下から馬券圏内に来た馬は、15頭中9頭。基本的に差し、追い込みが来やすい舞台なんですよね。
その理由は間違いなくペースの速さ。1400というよりスプリンター適性の高い馬も出て来やすい舞台な上に、内回り。そりゃ、スタートからペースは速く、埒沿いに殺到するわけで。
結局、前がガチャガチャになるから、差しが決まるというのが正解な気がするのですよ。最後に急坂もあるわけだし。
そうすると、距離短縮がいいというよりも、後方に控えられる方がいい、という説明のほうが的を射ているように思うのですよね。1200から来た馬のほうが、どうしてもテンから速くなりがちなわけで、そうすると前でやり合うことになってしまう。

調教、特に栗東坂路調教を見る限り、セシリエプラージュ、オアシスドール、レディマリオン、ポエットリー、キャンシーエンゼルは脚の回転が速く、スプリンター適性のほうが高いように見えました。勿論だからテンから速いというわけではないし、内回りなのだからピッチ走法の方がこなしやすいともいえますし。
対して、コラソンビートのゆったりとした脚回りを見ると、1400〜1600くらいのほうが良さそうに見える。その上で速い時計が出るのだから、やはり能力が高いのだろうと。
但し、1枠1番。内回りだし、ある程度出していかないと包まれてしまいそうにも思います。とはいえ、苛烈なテンの争いに巻き込まれると潰れる恐れもあるような。
さて武史くん、どう乗る。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?