「Human is Resource」Despotism 3k

こんばんは久々のゲーム分析ですねぇ、はやぶさです!

概要

まず、どんなゲームか一言でいうと人を資源と考えて進めていくシュミレーションゲームです。「人を使ってエネルギーを得る」「人を使って食糧を作る」「人を使って人を繁殖させる」最後に「人を溶かして食糧とエネルギーを得る」と、何をするにも人が必要でその人を別の資源に変換するタイミングがあったりするようなゲームです。

よかった点

世界観が割と独特で、人を扱っているのに、人ではなくモルモットを扱っているように思えて、マッドサイエンティストに陥った感覚に襲われる。それを表現するためにちゃんと、グラフィックやストーリーが組まれていて新たな体験ができた。また、時間の使い方がうまいように感じた、一定時間で減らされる多くのエネルギーや食糧、リソースを得るための時間、スタミナの消費や回復する時間、最後に一番おそらく肝の人を運ぶのにかかる時間、このゲームおそらく運ぶ時間が一瞬だったらゲームとして成り立たないまである。というのもゲームプレイしてて一番思ったのが早く運び終わってくれぇ…だったため、おそらくこれがなければ何も面白さを感じることがなかっただろう

悪かった点

前述で世界観がいいと言ったがあれは最初だけでプレイ30分したあたりから人というよりかただのリソースと感じてしまった。ということは、わざわざ人を使う意味がなかったということです。確かに、世界観を表現するために必要というのもわかりますが、別段人を殺したときにピクミンのような幽霊が出たりとかしないし、感情移入するための演出が皆無しまいにはテキストが定期的に流れてくるが内容理解して選択しを選択しても裏切られることがデフォルトのためテキストを読む気にもなれない。世界観特徴があるのはいいが割とストレスがたまる要因でもあった。また、世界観の話にもつながるが人を殺してリソースにすることがクリアするのにほぼ必須になっている点、人を殺してリソースを得るってのは普通ならやりたくない行動のはずだがそれを強要されるのはなんか癪に感じた。

自分が修正するのであれば

結局人を使うってのがキャッチフレーズのためにしか使われていないから、時間が重要なストラテジーとか、遊びを軸にキャッチフレーズ作ったりとか、人を使うのではなくロボットとかにして、消費リソースを電気とスクラップとかにしても成り立ちそうだなと思う。ただ、世界観を取ると割と体験としても新しさや面白さは8割減になるのでなんとも言えない。なんだったら悪いと感じた点はあくまで不快に感じただけであってそれも踏まえて一つの体験なのであればまんまと策略にはまっていることになるのでこのままでもいいような気はする。

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