6月29日(土)推奨馬

函館10R ★★★☆☆
◎③エラトー(横山和)
前走の秀逸なラスト2Fを評価せよ!

前走は開幕週ではあったが小雨の降るコンディション。直前8Rの1勝クラス1200で1.08.8、11Rの函館スプリントステークスは1.08.4を要した。その中で、当馬は1.47.9という勝ち時計。そのラップ推移は以下のとおり。

12.3 - 11.7 - 12.3 - 12.5 - 12.4 - 12.3 - 11.8 - 11.3 - 11.3

今開催通じて見てもラスト2Fの11.3というのは最速であり、次点の11.4をL2で計時しているレースも、L1で減速ラップになっている一方、このレースは減速なく、ラスト6F加速ラップになっている。
このことからも、ワンサイドの前走でもまだ余裕があったことがわかる。父サクソンウォリアーはその母父にガリレオを持つ欧州系ディープで、母父はピヴォタル産駒のシユーニ。いかにも洋芝向きの血統であり、開催が進んだ今回でも引き続き高いパフォーマンスを見せてくれるばずである。

小倉2R ★★★☆☆ 
◎⑭ビーコング(松本)
渋った馬場のタリスマニックを狙え!

父はタリスマニック。エルプラドを経由する北米型サドラーズウェルズの産駒は渋ったダートでパフォーマンスを上げる傾向がある。1人気を裏切っている直近2戦だが、4角前後の手応えの割に伸びない印象で、良馬場1200だと長い印象。軽いダートならばもう少し上積みがありそうで、前走先着されここも1or2人気になりそうなシャカシャカシーをも逆転したい。

小倉10R ★★★☆☆
◎⑯ライジングラパス(松山)
渋った馬場のエンパイアメーカーを狙え!

戦績からも明らかな高速ダート巧者であり、ファピアノ系のエンパイアメーカーの影響であろう。その母父からも外枠はプラスである。父ダノンバラードはヘイローのクロスを持つ馬で、前走のワンターン戦は度外視できる。小回りの1周戦でこそであろう。あとは馬場状態(雨量)を踏まえて、最終的な勝負度合いは上げ下げしたいところ。

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