見出し画像

vs三遠 レビュー

こんにちは、OKEYです。
今節は簡易レビューという形でお送りします。
ご意見ご感想いただけると喜びます。


GAME1 三河 104-三遠 71

1Q : 三河 23- 21 三遠

交互に得点を奪い合う試合の入り。三河のディフェンスは緩いとは言わないまでも圧力をかける訳でも無く、そこを津屋を筆頭に三遠が積極的なシュートで上回りポイントを重ねる。対する三河はコリンズワースがミスマッチを突くことで、オフェンスの軸を作る。最後は西田が好判断でファウルを使い、何とか2点リードで2Qへ。

2Q : 三河 18- 17 三遠 

三遠はインサイドに起点が作りにくく苦労するも、3Pショットが好調。三河はピック&ポップのディフェンスがあやふやなのが勿体無いところ。
中→外への展開を作る三河だが、肝心のシュートがこの日も中々入らない。そんな中、打ち続けたユトフがようやく一本3Pショットを沈める。
ボールムーヴは悪くないだけに、後半へ期待を持ちつつ3点リードで折り返し。

3Q : 三河 30- 17 三遠

前半から引き続き三遠のインサイドを容赦無く叩く三河。そこに角野の2本の3P等も加わり一気にリードを広げるかに思えたが、三遠もアウトサイドの好調を維持して得点を奪い合うQ序盤になった。
ところが、三河はDFリバウンドから速攻を良い形で決め、三遠のゾーンも連続で攻略しリードを広げる。
終盤は三遠のゾーンに若干三河オフェンスが停滞し、奮戦するノックスがFTを獲得して追い縋るも、角野が3Qだけで4本目となる3Pを沈める。
この日最大の17点のリードを得て最終Qへ。

4Q : 三河 33- 16 三遠

調子を上げる三河は疲れからか戻りが遅れる三遠DFを速攻で刺し、細谷と角野が3Pを沈めて4Q序盤からさらにリードを広げる。
ポップアウトに対する三河のDFは引き続き曖昧だが、今度は三遠のアウトサイドが落ちだしてしまう。
終盤はユトフが靭やかなムチの様に三遠をシバき続ける。そして、得点を3桁に乗せた三河が勝利を手にした。




GAME2 三河 98-三遠 73

1Q : 三河 27- 17 三遠

GAME1で活躍を見せたジェロード・ユトフが、ダバンテ・ガードナーに代わってスターティングメンバー入り。涼しい顔が段々怖く見えてくる。
こちらもGAME1大活躍の角野が難しいミドルショットを連続して沈める。
この2人の活躍もあり、この日は軽快なボールムーブから内外バランス良く得点を重ねた三河が良い立ち上がりを見せた。
対する三遠は、積極的なペイントアタックを見せつつアウトサイドショットを沈めたい様子。松脇が好調の兆しを見せた。

2Q : 三河 24- 15 三遠

ビッグマンがしっかりとDFを確保出来る為、長野が高い位置から素早くプッシュをすることが出来る。
さらにこの日はボールムーブが良いことも相まって良いショットをクリエイトした三河が、前半終了時点で44.4%(8/18)という高い3P%を記録した。
プレーの起点が出来ず攻めあぐねる三遠はアウトサイドの確率も落ちだし、前半で3本のみの21.4%という数字だった。

3Q : 三河 23- 22 三遠

3Qはコリンズワースを筆頭に圧力をかけ、三遠からボールを奪う場面も見られた。
2Qから引き続き出場したガードナーは持ち前のパワーで押し切るというより、ポジション取りでスペーシングを整える様な振る舞いを見せた。不気味である。
実際ガードナーが持った時には、他の選手がオフボールの動きでDFを剥がし得点をした。
三遠は太田が流石の奮戦っぷりを見せ、終盤はゾーンで3ポゼッション連続三河のOFを防ぐものの、その後の得点が決まらない苦しい展開で最終Qへ。

4Q : 三河 24- 19 三遠

引き続きゾーンDFを敷いてくる三遠に対し、細谷が3Pを連続して沈めた。
さらに差を広げ、100点に迫る得点を奪った三河が最後までリードを守りきった。
三遠はやはりインサイドでの勝負が難しく、頼みの綱の3Pも低確率に終わった為、得点差を中々詰めることが出来なかった。


これまでから一転好調だった3P

3P成功率の低調っぷりに苦しむことも多かったこれまでの三河だが、GAME1では41.7%、GAME2では44.8%と2試合共に4割超えという高い数字を記録した。

打っても入らない様な場面が見られた三河にとっては、次節以降に弾みをつけることが出来る内容だった。復調の兆しを見せた細谷が、GAME2ではMVPを獲得したことも好材料。

カーターとハリスを共に欠き特にインサイドの台所事情が厳しい三遠相手ではあったもののゴリ押し一辺倒になる事も無く、インサイド優位を生かしつつボールをスムーズに動かすことが出来たことも要因の1つだろう。

RIP  Stevan Jerovac


決して自分のnoteのネタにしたいなどというつもりは全くありません。

あくまで今節の対戦相手の1ファンに過ぎませんが、
昨シーズンまで三遠に所属し32歳の若さでこの世を去ったイェロヴァツ選手の安らかな眠りをお祈りいたします。




この記事が参加している募集

Bリーグ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?