英会話はアクションゲーム

学校教育では英文をたくさん読んで日本語訳したけれど、結局全然喋れるようにはなりませんでした。

これを昔のパズルゲームに例えるなら、いくら難しい倉庫番の面をクリアできるようになっても、テトリスは上手くならない、みたいなことなのではないかと思います。

テトリスに関していえば、深くじっくり考えることよりも、限られた時間の中で、いかにマシな判断が即座にできるかが、攻略のポイントだったように思います。

同じように、限られた時間の中で、いかに自分が言いたいことを伝えるためのマシな言葉をマシな順番に並べてタイミング良く言うことができるか、が(英)会話をするときの頭の働かせ方なのではないかと思います。

もしテトリスが勝手に落ちてこなくて、いくらでも考える時間が与えられるシステムだったとしたら、どうでしょう?

簡単すぎてもはやゲームとして成立しないですよね。すぐ飽きてしまうと思います。

そんなわけで、時間制限が前提として存在する英会話を上達させるためには、いくらリーディングだけしててもだめで、やはり会話するトレーニングが必須だと思います。

スポーツに例えるなら、リーディングだけひたすらやりつづけるのは、スポーツをするときに、一切自分の体を動かさずに、ひたすら教則本を読み続けるようなものではないかと思います。

じっくり考えれば比較的簡単なレベルで、時間制限があるとそれなりに手強い、ぐらいの難易度。

テトリスのように英語トレーニングをすることが、英会話を学ぶために必要なのではないかと思います。

いや、もちろん、リーディングだけできれば良いのであればそれでも良いと思います。

しかし、もし英会話(ヒアリング含む)が(も)目的に含まれるのであれば、上記のテトリスのような感じの会話をする実践トレーニングをしないで勉強する、という選択肢はあり得ないのではないか、とは思います。

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