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【共同通信杯(G3)回顧】推奨馬ジャスティンミラノ1着…イェーイ!?

【共同通信杯結果】
ジャスティンミラノが無傷2連勝! 2歳王者ジャンタルマンタルは2着

11日、東京競馬場で行われた第58回共同通信杯(3歳・GIII・芝1800m)は、スタート一息も2番手まで上がっていって、直線で抜け出した戸崎圭太騎手騎乗の4番人気ジャスティンミラノ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)が、好位から脚を伸ばした1番人気ジャンタルマンタル(牡3、栗東・高野友和厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分48秒0(良)。

さらに1馬身差の3着に9番人気パワーホール(牡3、栗東・昆貢厩舎)が入った。なお、2番人気ミスタージーティー(牡3、栗東・矢作芳人厩舎)は7着に、3番人気エコロヴァルツ(牡3、栗東・牧浦充徳厩舎)は5着に終わった。

勝ったジャスティンミラノは、父キズナ、母マーゴットディド、その父Exceed And Excelという血統。昨年11月の新馬戦に続く無傷の2連勝を飾り、クラシック戦線に名乗りを上げた。

【共同通信杯】~騎手コメント~

1着7-8 ジャスティンミラノ(牡3、戸崎圭太・友道康夫)
「攻め馬も乗っていないテン乗りでしたが、映像を見ていい馬だなと感じていました。乗りやすくて強い勝ち方をしてくれましたね。スタートが決まらなかったけど、ペースが遅くなりそうだったのでポジションを取りにいきました。手応えは十分にあったし、追ってからも味があります。強かったですね。乗りやすかったので、距離も問題ないと思います。キャリアも浅い中、強い内容で重賞を勝てて先々が楽しみです。これから活躍してくれる馬だと思います」
(友道康夫調教師)
「新馬から間隔を空けて、しっかり乗り込んで動きが良くなったので楽しみもあったけど、メンバーも強かったので心配も半分でした。こっちが思っている以上に強いですね。新馬の時に比べればテンションが上がっていたけど、許容範囲でした。あの位置で折り合いもついたので、距離は問題ないと思います。日頃からテンションが上がりやすかったので、そこだけ気をつけていました。本当に調教の動きも(ダービー馬の)マカヒキ、ワグネリアン、ドウデュースと現時点では遜色ないです。状態を見て皐月賞へ直行します。(14年連続で重賞勝利)みんなが頑張ってくれていますからね」

2着8-9 ジャンタルマンタル(牡3、川田将雅・高野友和)
「直線で1馬身差まで差が詰まったのですが、さらにそこから離されてしまったので、向こうの方が今日のところは強かったということです」

3着7-7 パワーホール(牡3、田辺裕信・昆貢)
「良い感じで刻めました。途中も力を抜いて走れていました。今日、ここでどれくらいやれるのかと思っていましたが、頑張ってくれましたし、色々と面白そうな馬です」

4着2-2 ディマイザキッド(牡3、R.キング・清水英克)
「この馬にとって、今回相手関係が上がっていましたが、よくそれにも耐えて頑張ってくれました。よーいドンの流れになり、この馬にとってペースは適正ではありませんでしたが、瞬発力を見せて、最後の400mで良い脚を使ってくれました。もう少しペースが流れていたら、良い結果を出せると思います」

5着6-6 エコロヴァルツ(牡3、武豊・牧浦充徳)
「レース前からテンションが高く、心配していましたが、懸念材料がモロに出た感じです。引っ掛かかってしまい、ちゃんと走れなかったです」

6着1-1 ベラジオボンド(牡3、岩田望来・上村洋行)
「もう一列前の位置が理想だったのですが、新馬戦と同様、上にあがるようにゲートを出てしまい、取ることができませんでした。道中の流れが遅く瞬発力勝負になってしまい、あの位置からでは厳しかったです」

7着4-4 ミスタージーティー(牡3、坂井瑠星・矢作芳人)
「ゲート裏までのイレ込みがかなり激しく、いい精神状態でレースに向かえませんでした。スタート後の不利と落ち着いたところで乗っかかられて…。ちょっとパニックになって走ってました。力負けではないと思うので、また改めて」と無念の表情だった。

8着3-3 フォスターボンド(牡3、横山武史・中川公成)
「スタートが速い方の馬ではないのですが、前が止まらない馬場だったので、出られれば前に行く競馬をしようと思っていました。まだ気持ちも身体も成長し切れておらず、いつものスタートになってしまいました。この位置になったので流れてくれればと思ったのですが、スローのよーいドンでこの馬に不向きな競馬になってしまいました」

9着8-10 エンヤラヴフェイス(牡3、R.キングスコート・森田直行)
「良いスタートを切って、前目の良い位置を取れました。ただ、最後少し距離が長かったかもしれません。1600mの方が良さそうです」

10着5-5 ショーマンフリート(牡3、C.ルメール・手塚貴久)
「3、4コーナーから手応えはありませんでした。全然伸びなかったです。どうしてか分かりません」

推奨馬ジャスティンミラノ(4人気)は、スタート一息も2番手まで上がっていって、直線で抜け出し、好位から脚を伸ばしたジャンタルマンタル(1人気)に1.1/2馬身差をつけ優勝。さらに1馬身差の3着にパワーホール(9人気)が入り、ヒモ荒れ決着!?

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