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【ファルコンS(G3)回顧】推奨馬シュトラウス9着…何処!?

【ファルコンS結果】
7番人気ダノンマッキンリーが差し切り重賞初制覇

16日、中京競馬場で行われた第38回ファルコンステークス(3歳・GIII・芝1400m)は、後方追走から直線で一気に各馬を差し切った北村友一騎手騎乗の7番人気ダノンマッキンリー(牡3、栗東・藤原英昭厩舎)が、逃げ粘った5番人気オーキッドロマンス(牡3、美浦・手塚貴久厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分20秒2(良)。

さらに2馬身差の3着に1番人気ソンシ(牡3、栗東・中内田充正厩舎)が入った。なお、2番人気ロジリオン(牡3、美浦・古賀慎明厩舎)は5着に、3番人気シュトラウス(牡3、美浦・武井亮厩舎)は9着に終わった。

勝ったダノンマッキンリーは、父モーリス、母ホームカミングクイーン、その父Holy Roman Emperorという血統。前走のクロッカスSでは1番人気に支持されるも5着に敗れていたが、ここで巻き返して重賞初制覇を果たした。

【ファルコンS】~騎手コメント~

1着8-15 ダノンマッキンリー(牡3、北村友一・藤原英昭)
「調教に乗って、難しい馬だなと感じていました。その中でレースはうまく折り合って運べて、しっかり力を出し切れました。返し馬でも調教通り難しいと思っていましたが、折り合いがついたことで最後に切れる脚が使えました。今後も折り合いがつくことが一番だと思います。その中でスムーズに運べれば、力を出し切れると思います」

2着3-6 オーキッドロマンス(牡3、内田博幸・手塚貴久)
「絶好のチャンスだと思っていたけどね。前が残っていたし、勝った馬がそんな脚を使ったのはすごい。並ぶ暇がなかったし、完敗。でも僕の馬も止まっていなかった。何とか勝たせたいと思っていた」

3着5-9 ソンシ(牡3、川田将雅・中内田充正)
「内容良く走ってこられましたし、現状は前の馬たちとの差を感じます。もう一つ成長が伴ってくれば。今日もいい経験になったと思います」

4着6-11 ナムラアトム(牡3、浜中俊・長谷川浩大)
「今日の馬場は前が良さそうで、内が止まらないイメージでした。ダッシュをつけていったのも、ポジションを取る競馬をしようと調教師と話していました。道中はそういう形で行ったけど、最後に脚がなくなって追いつけなかったです。先々に生きてくれば」

5着1-1 ロジリオン(牡3、三浦皇成・古賀慎明)
「枠が当たった時点で、前半のペース次第では窮屈な競馬になりそうだと思っていました。ペースが遅くなり、4コーナーから行くところがなく、何もできなかったです。開いていれば、と思います。馬は1回使って確実に良くなっていました。それだけに本当に申し訳ないです」

6着7-14 アンクルクロス(牡3、長岡禎仁・高橋亮)
7着1-2 フェンダー(牡3、西村淳也・斉藤崇史)
8着6-12 エンヤラヴフェイス(牡3、菊沢一樹・森田直行)

9着3-5 シュトラウス(牡3、北村宏司・武井亮)
「調教から色々携わらせてもらって、返し馬は落ち着いていました。レースを作っていくのも大事で、前半は力を抜いて運べるようにしました。力んではいたけど、その中でも我慢は利いていました。進路がなくて、脚を余す形になり、申し訳ないです」

10着8-16 タイキヴァンクール(牡3、吉田隼人・中尾秀正)
11着2-3 サトミノキラリ(牡3、横山武史・鈴木伸尋)
12着4-8 キャプテンネキ(牝3、松山弘平・杉山晴紀)
13着4-7 ハクサンイーグル(牡3、丸山元気・土田稔)
14着7-13 エイムフォーエース(牡3、本田正重・山下貴之)
15着5-10 ヴァルドルチャ(牡3、団野大成・田中博康)
16着2-4 クリスアーサー(牡3、幸英明・渡辺薫彦)
17着8-17 ミルテンベルク(牡3、藤岡康太・武英智)

推奨馬シュトラウス(3人気)は、スタートは互角も行き脚が無く最後方まで下がり追走。折り合いながら、4角を回って直線で一気に突き抜け優勝…のはずが?? 進路を内側にとり馬群から抜け出せず9着惨敗…残念。

レースは、後方追走から直線で一気に各馬を差し切ったダノンマッキンリー(7人気)が、逃げ粘ったオーキッドロマンス(5人気)に1/2馬身差をつけ優勝。さらに2馬身差の3着にソンシ(1人気)が入り、中波乱決着??

当然ながら、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。


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