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【シリウスS(G3)回顧】推奨馬サンデーファンデー14着~何処??

【シリウスS結果】
トップハンデも何のその、ハギノアレグリアスが差し切り連覇達成!

28日、中京競馬場で行われた第28回シリウスステークス(3歳上・GIII・ダ1900m)は、中団のインから脚を伸ばしてゴール前で差し切った岩田望来騎手騎乗の5番人気ハギノアレグリアス(牡7、栗東・四位洋文厩舎)が、好位追走から一旦は抜け出した1番人気オメガギネス(牡4、美浦・大和田成厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分57秒1(良)。

さらに1.1/2馬身差の3着に13番人気フタイテンロック(牡5、美浦・佐藤吉勝厩舎)が入った。なお、2番人気ハピ(牡5、栗東・大久保龍志厩舎)は10着に、3番人気ロコポルティ(牡6、栗東・西園正都厩舎)は5着に終わった。

勝ったハギノアレグリアスは、父キズナ、母タニノカリス、その父ジェネラスという血統。59.5キロのトップハンデをものともせず、阪神で行われた昨年に続くシリウスSの連覇を達成した。重賞はこれで3勝目。

【勝ち馬プロフィール】
◆ハギノアレグリアス(牡7)
騎手:岩田望来
厩舎:栗東・四位洋文
父:キズナ
母:タニノカリス
母の父:ジェネラス
馬主:日隈良江
生産者:岡田スタツド

【シリウスステークス】~騎手コメント~

1着1-1 ハギノアレグリアス(牡7、岩田望来・四位洋文)
「最近はいい競馬ができていなかったので、思い切って『勝ちに行ってくれ』という話でしたが、馬の状態がよくて勝てて良かったです。(人気のオメガギネスと)枠が隣で、(オメガが)ハナの後ろを取るだろうなという意識でしたが、理想的な形になって良かったです。ハンデが出た時は59・5キロがどうなのかなと思いましたが、それを吹き飛ばすぐらいに力を出し切ってくれた。すごい馬です」

2着2-2 オメガギネス(牡4、松山弘平・大和田成)
「スタート良く、いい形で脚がたまりました。跳びが大きいので、自分のリズムで運べて、いいタイミングで動けました。よく頑張ってくれましたが、59キロ、間隔が空いていたぶん苦しくなったのかなと思います」

3着4-6 フタイテンロック(牡5、秋山稔樹・佐藤吉勝)
「頑張りました。50キロでしたし、できればもう少し主張して、もう一列前で運べたらもっと楽でした。これまでの競馬を見ていて、器用な競馬ができると思って馬群でじっとしていました。それなりに健闘できると思っていましたが、何とか3着に結果を残せて良かったです」

4着6-10 カンピオーネ(牡5、横山武史・栗田徹)
「3勝クラスを勝ったばかりでしたが、頑張ってくれました。僕が初めて乗せてもらったのが中京(6走前)でしたが、その時と比べてバランスや前進気勢が成長しています。どこかで重賞を勝てる馬だと思います」

5着3-4 ロコポルティ(牡6、丸山元気・西園正都)
「ポンポンと勝って重賞でしたが、ちゃんと頑張ってくれました。欲を言えば、脚元が問題なければ下(コース調教)で攻めたいですね。どこが悪いというわけではありませんが、物足りないというか動き切れていません」

6着2-3 エナハツホ(牝5、藤懸貴志・吉田直弘)
「門別のレースから立て直して、状態は良かったこともありますが、きょうは52kgがいいと感じました。道中の進み方もいい感じでしたし、追ってからもしっかりしていました。この馬の持っている力は出してくれたと思います」

7着5-9 ビヨンドザファザー(牡5、北村友一・藤岡健一)
「テンについていけなかった。4コーナーで外に出してからはいい脚を使ってくれました」

8着3-5 ヴァンヤール(牡6、荻野極・庄野靖志)
「発馬してから前が狭くなって、思ったより後ろの位置取りに。折り合いはついていたが、思ったほど伸びなかった」

9着7-12 サンライズアリオン(牡5、富田暁・平田修)
「積極的に運び、1、2コーナーはリラックスしていた。最後に苦しくなったのは休み明けだからでしょう」

10着8-15 ハピ(牡5、坂井瑠星・大久保龍志)
「いいポジションは取れたのですが、外枠のぶんタメがきかなかった感じです」

11着8-14 カフジオクタゴン(牡5、藤岡佑介・矢作芳人)
「3コーナーの手応えは悪くなかったですが、展開の助けがほしいです」

12着4-7 グリューヴルム(牡5、A.シュタルケ・大久保龍志)
「もう少し前に行きたかったが、スピードに乗れなかった」

13着7-13 サンマルレジェンド(牡6、酒井学・大橋勇樹)
「自分の競馬はできた。ただ、重賞だと道中で常に踏んでおかないといけない感じで…」

14着5-8 サンデーファンデー(牡4、武豊・音無秀孝)
「進みが悪く、外に逃げた。スンナリじゃないと厳しいね」

15着6-11 ヴィクティファルス(セ6、池添謙一・池添学)
「気性が難しい。砂を被るのも嫌がりました」

推奨馬サンデーファンデー(⑥人気)は、スタート良く先行5,6番手を追走。3~4角を回り促され追走も、直線で反応鈍く馬群へ沈み込み14着惨敗…残念。

レースは、中団のインから脚を伸ばしてゴール前で差し切ったハギノアレグリアス(⑤人気)が、好位追走から一旦は抜け出したオメガギネス(①人気)に1.1/4馬身差をつけ優勝。さらに1.1/2馬身差の3着にフタイテンロック(⑬人気)が入り、2連系中波乱、3連系大波乱決着??

当然ながら、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。


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