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【プロキオンS(GⅢ)回顧】推奨馬ヤマニンウルス1着~イェーイ!?

【プロキオンS結果】
ヤマニンウルス完勝! 無傷の5連勝で重賞初制覇!

7日、小倉競馬場で行われた第29回プロキオンステークス(3歳上・GIII・ダ1700m)は、道中は好位につけ、4コーナーで先頭に立って後続を突き放した武豊騎手騎乗の1番人気ヤマニンウルス(牡4、栗東・斉藤崇史厩舎)が、好位追走から脚を伸ばした3番人気スレイマン(牡6、栗東・池添学厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分42秒7(良)。

さらに3/4馬身差の3着に12番人気マリオロード(牡5、栗東・安達昭夫厩舎)が入った。なお、2番人気ハピ(牡5、栗東・大久保龍志厩舎)は4着に終わった。
勝ったヤマニンウルスは、父ジャスタウェイ、母ヤマニンパピオネ、その父スウェプトオーヴァーボードという血統。

2022年8月の新馬戦では2着馬に4.3秒差をつける圧倒的なパフォーマンスを披露。その後は休養を挟みながら無傷の4連勝でオープン入りを果たし、重賞初挑戦のここも難なく突破してみせた。

【勝ち馬プロフィール】
◆ヤマニンウルス(牡4)
騎手:武豊
厩舎:栗東・斉藤崇史
父:ジャスタウェイ
母:ヤマニンパピオネ
母の父:スウェプトオーヴァーボード
馬主:土井肇
生産者:錦岡牧場

【プロキオンS】~騎手コメント~

1着6-11 ヤマニンウルス(牡4、武豊・斉藤崇史)
「まずホッとしてますし、あらためてこの馬強いなと、そういう気持ちです。前回あまり返し馬の感触がよくなくて、今回はどうかなと思ったんですけど、乗ったなかで一番いい雰囲気でしたね。いいポジション取れました。(手応えは抜群?)抜群というか、手応えあるのかないのかよく分からないんですけど、相手に合わせるんじゃなくてこの馬のペースで行きました。重賞でこのレースですから、この先どこまで強くなるのか、すごく楽しみですね。(小倉でのレースについて)熱いですね、馬のほうは涼しそうに走ってました」

2着3-5 スレイマン(牡6、西村淳也・池添学)
「いいスタートでしたし、状態もよく、終始楽しそうに走っていました。結果は悔しいですが、勝ち馬を褒めることしかできないです」

3着1-1 マリオロード(牡5、松山弘平・安達昭夫)
「前半に位置を取れなかったですが、内枠のいいところで脚がたまりました。勝負どころで待たされたのは痛かったけど、思った以上に切れる脚を使って、差のない競馬をしてくれました」

4着5-9 ハピ(牡5、菱田裕二・大久保龍志)
「よく走ってくれました。とにかく時計が速かったですし、勝ち馬が強かった。小回りが得意ではありませんが、しっかり走ってくれたし、状態もよかったと思います」

5着2-3 ゲンパチルシファー(牡8、団野大成・佐々木晶三)
「ペースが速かったなか、自分のリズムでいきました。レース自体はよかったと思います」

6着1-2 ヴァンヤール(牡6、荻野極・庄野靖志)
「長い休養明けで、ブランクは気になっていました。イレ込みで余計に気が入りすぎていましたが、センスよく立ち回ってくれた。レースは忘れていなかったですね。本調子に戻れば楽しみです」

7着8-16 ラインオブソウル(牡5、松若風馬・音無秀孝)
「前走からの形で脚質転換していますが、しっかり走ってくれましたね。頑張ってくれていますし、この形でいければ。具合も上がっていました」

8着7-14 ブラックアーメット(牡6、泉谷楓真・角田晃一)
「1コーナーまでにいつもハミを噛む面のある馬ですが、今日はペースが速くて、ハミを取るところがなかった。状態はすごくよかったですが、ペースがとても速く、メンバーもそろっていましたから」

9着2-4 リプレーザ(牡6、国分優作・大根田裕之)
「追い切りもよかったですし、よく頑張ってくれていると思います」

10着4-8 ウェルカムニュース(牡5、M.デムーロ・池江泰寿)
「(距離が)短い。忙しかった。4コーナーまでは良かったけど、気が悪くて頑張らなかった」

11着5-10 メイショウダジン(牡7、小沢大仁・渡辺薫彦)
「阪神の1800メートルではじっくりためて良くなかったので、取れるなら2、3番手のつもりでした。ペースが速く、中団からでしたが、ジリジリと位置を上げたぶん、最後がしんどくなりました」

12着8-15 グロリアムンディ(牡6、幸英明・大久保龍志)
「4コーナーまで手応えよく回ってきましたが、帰ってきたら蹄鉄が取れていました。そのあたりの影響があったかもしれません」

13着6-12 デシエルト(牡5、岩田康誠・安田翔伍)
「リズムよく行けていましたが、3コーナーを回ったぐらいでバラバラになり、リズムを崩して、外へ流れてしまいました」

14着7-13 ブルーサン(牡3、和田竜二・川村禎彦)
「出脚がよかったし、リズムよく行けましたが、いつもより出していったぶん、脚を使いました。やりたいことはできました」

15着3-6 レガーメペスカ(牡7、田口貫太・藤野健太)
「流れが速くて、きつい展開になってしまいました。また改めてかな、と思います」

16着4-7 バスラットレオン(牡6、坂井瑠星・矢作芳人)
「まだいい時の感じにはなくて、ポジションも取れましたけど、勝負どころで苦しくなってしまいました」

見上愛が3度目の小倉競馬場で初のダート重賞観戦

7月7日の小倉競馬場で行われたプロキオンS後に行われた表彰式で、2024年JRA年間プロモーションキャラクターの見上愛がプレゼンターを務めた。コメントは以下の通り。
「プロキオンSでプレゼンターを務めさせていただきました。小倉競馬場に来るのは3回目ですが、ダートの重賞レースを見るのは初めてで、とても迫力がありました。プロキオンSを制したヤマニンウルス号、武豊騎手、ご関係者の皆様、おめでとうございます。トークショーではレース映像を振り返りながら、お客様とレースの感動を改めて分かち合うことができ、素敵なひとときを過ごすことができました。この先の夏競馬でも、新たなHEROが誕生する瞬間を見られることを楽しみにしています」とコメントした。

推奨馬ヤマニンウルス(1人気)は、スタート良く先行3、4番手追走。3~4角辺りから追い出されて直線に向くところで先頭へ。勢いそのまま、後方を押し切って優勝!!

レースは、道中は好位につけ、4コーナーで先頭に立って後続を突き放しヤマニンウルス(1人気)が、好位追走から脚を伸ばしたスレイマン(3人気)に3馬身差をつけ優勝。さらに3/4馬身差の3着にマリオロード(12人気)が入り、2連系本命決着!?3連系波乱決着??

馬券は、単勝⑪ヤマニンウルス1点買いで的中!??


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