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【カペラS(G3)回顧】推奨馬リュウノユキナ4着…アカン!?

【カペラS結果】
テイエムトッキュウが逃げ切り重賞初制覇!

10日、中山競馬場で行われた第16回カペラS(3歳上・GIII・ダ1200m)は、ダッシュ良くハナに立った津村明秀騎手騎乗の2番人気テイエムトッキュウ(牡5、栗東・木原一良厩舎)が、直線で後続を振り切り、2着の10番人気チェイスザドリーム(牝4、栗東・矢作芳人厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分09秒3(良)。

さらに2馬身差の3着に6番人気メタマックス(牡3、栗東・森秀行厩舎)が入った。なお、1番人気リュウノユキナ(牡8、美浦・岩戸孝樹厩舎)は4着に、3番人気ベルダーイメル(牡6、栗東・本田優厩舎)は6着に終わった。

勝ったテイエムトッキュウは、父ロードカナロア、母アグネスナチュラル、その父サクラバクシンオーという血統。鮮やかな逃げ切りで重賞初制覇を飾った。通算成績は16戦6勝。

【カペラステークス】~騎手コメント~

1着2-3 テイエムトッキュウ(牡5、津村明秀・木原一良)
「スタートも速い馬なので自信を持って騎乗しました。本当にスタートセンスが抜群なのでだいたいハナに行くだろうなとは想像していたのでスタートだけ気を付けて、あとはそれほど緩めることもなく自分のリズムで行くことを心掛けました。最後の1ハロンは馬が苦しそうでしたがセーフティーリードもあったぶん頑張ってくれました。(強みは)テンのダッシュと持続力だと思っていて前回(自身が乗った2走前)の函館はあまり調子が良くなかったのでしょうがないかと思います。本当にこの馬の持ち味はスタートとテンの速さだと思っているので、小さい競馬場でもこなしてくれると思いますし、いろんな条件がこの後待っていると思うので楽しみです」

(木原一良調教師)
「今日は安心して見ていられました。中山(ダート1200m)はスタートが芝なので、この馬にとっては、もっとも力を活かすことができる(コースだ)と思います。特に内枠になったので、ゲートを普通に出てくれればと思っていました。ジョッキーも何回も乗っているので、全て任せていました。(今後は?)まだ終わったばかりで、白紙の状態です。あとは馬の様子を見てからです。基本的には、ダートの短い所になると思いますが、あとは馬の様子を見てからです」

2着7-13 チェイスザドリーム(牝4、藤岡佑介・矢作芳人)
「このメンバーだったので先生と相談して2番手からいきました。
ギリギリ我慢してくれました。
年齢を重ねてずぶさが出てくれば、レースがしやすくなると思います」
3着1-2 メタマックス(牡3、菅原明良・森秀行)
「内枠でもまれるのは、よくないと思っていた。
多少なら砂をかぶっても、今日は大丈夫でした。収穫のあるレース。今後が楽しみです」
4着8-16 リュウノユキナ(牡8、柴田善臣・岩戸孝樹)
「最近は乗っていなかったですが、レースを見ていてアクセルを踏んでも、
昔ほど反応がなかったように感じていた。外枠からスムーズに運べたが、
最後までダラダラ走るような感じだった。年齢を重ねた影響もあるのかな」

5着5-10 タガノクリステル(牝4、戸崎圭太・長谷川浩大)
「重賞で思ったより位置が取れなかった。ある程度流れに乗ってからは、リズム良く走れました。センスのいい馬で、これからが楽しみです」

6着6-12 ベルダーイメル(牡6、吉田豊・本田優)
「1200メートルが初めてで、意外に戸惑ってしまった。手前を替えてからは伸びていました」

7着3-5 ラプタス(セ7、幸英明・松永昌博)
「前に馬を置いて、折り合いもついていました。もうひと脚使える感じでしたが、気持ちの問題かなと思います」

8着2-4 デュアリスト(牡5、三浦皇成・安田隆行)
「ゲートはスッと出られました。思ったよりペースが速くならなく、馬の後ろで我慢を利かせていこうと思いました。ただ、上がりが速く、この馬には向きませんでした」

9着7-14 オメガレインボー(牡7、横山和生・安田翔伍)
「この馬なりに脚は使っていましたが、もう少し何かの助けが欲しいところですね」

10着6-11 アティード(牡5、田辺裕信・加藤士津八)
「時計が速かったので、厳しかったです」

11着3-6 アイスリアン(牝5、亀田温心・高柳大輔)

12着8-15 カイザーメランジェ(牡8、江田照男・中野栄治)
「ダートは悪くなかったですよ。内枠の方が競馬がしやすかったと思う。この馬なりに伸びてくれている」

13着4-7 スズカコテキタイ(牡4、岩田康誠・奥村武)
「いい時の状態に戻っていなかった。
勝っていた時はうなるようなところがあって、返し馬からそういうところが感じられなかった」

14着4-8 オーロラテソーロ(牡6、佐々木大輔・畠山吉宏)
15着1-1 ピンシャン(牡6、石橋脩・森秀行)

16着5-9 オールアットワンス(牝5、石川裕紀人・中舘英二)
「ダートは合わなかったです」

推奨馬リュウノユキナ(1人気)は、スタート良く先団3番手追走から直線で一気に突き抜け優勝…のはずが?? 追い出しても反応が鈍く伸びを欠き、ゴール手前で差されて4着…残念。

レースは、ダッシュ良くハナに立ったテイエムトッキュウ(2人気)が、直線で後続を振り切り、2着のチェイスザドリーム(10人気)に3馬身差をつけ優勝。さらに2馬身差の3着にメタマックス(6人気)が入り、ヒモ荒れの波乱決着!?

当然ながら、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。


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