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【毎日杯(G3)回顧】推奨馬ベラジオボンド3着~ナンデ!?

【毎日杯結果】
メイショウタバルが6馬身差圧勝! 石橋守師はJRA重賞初勝利

23日、阪神競馬場で行われた第71回毎日杯(3歳・GIII・芝1800m)は、ハナに立ってレースを進め、直線では後続を大きく突き放した坂井瑠星騎手騎乗の5番人気メイショウタバル(牡3、栗東・石橋守厩舎)が、1番人気ノーブルロジャー(牡3、栗東・吉岡辰弥厩舎)に6馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分46秒0(重)。

さらにクビ差の3着に4番人気ベラジオボンド(牡3、栗東・上村洋行厩舎)が入った。なお、2番人気ニュージーズ(牡3、美浦・木村哲也厩舎)は8着に、3番人気サトノシュトラーセ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)は6着に終わった。

勝ったメイショウタバルは、父ゴールドシップ、母メイショウツバクロ、その父フレンチデピュティという血統。未勝利戦、つばき賞に続く3連勝で重賞初制覇を果たした。また、本馬を管理する石橋守調教師にとってもこれがJRA重賞初勝利となった。

【毎日杯】~騎手コメント~

1着4-4 メイショウタバル(牡3、坂井瑠星・石橋守)
「過去のレースや血統背景、馬場傾向を考えて、直線は1頭分だけ(馬場が)良かったから、そこを狙おうとレース前から考えていました。返し馬の感触が良かったし、ペースを気にせず、この馬らしい競馬で運べました。本当に強い内容。また(相手が)来れば頑張りそうでしたし、余裕を感じました。こういう馬場も好きなんだと思います。乗りやすい馬ですし、この強い馬相手にこれだけの着差をつけたのですから、今後が楽しみです」

2着1-1 ノーブルロジャー(牡3、川田将雅・吉岡辰弥)
「1800メートルでも我慢してくれて、最後まで今日できる走りをしてくれました。勝ち馬とは馬場適性の差が出たと思います」

3着3-3 ベラジオボンド(牡3、岩田望来・上村洋行)
「課題のゲートはしっかり出てくれました。馬場が悪い中でもしっかり走ってくれましたが、いい馬場の方がよりいいのではと思います。次のレースには自信を持って向かえます」

4着7-7 ファーヴェント(牡3、松山弘平・藤原英昭)
「勝負どころでズブさが出ました。手応えほど動き切れなかったです。馬場は問題なかったです」

5着7-8 スマートワイス(牡3、武豊・大久保龍志)
「少しずつ幼い気性は治ってきているけど、まだもう1つギアが入らない感じですね」

6着8-9 サトノシュトラーセ(牡3、藤岡康太・友道康夫)
「前、前で運ぶプランで、スタートは出てくれましたが、思った以上にスピードが乗り切らなかったです。切り替えで内を選びましたが、逃げ馬が残る展開でした。もっと前めのポジションを選択していれば、結果は違ったと思います」

7着2-2 ルシフェル(牝3、B.ムルザバエフ・斉藤崇史)
「追い切りに乗って、良くなっていると思ったので、個人的には悲しい結果。道中のプランも思い通りだったし、折り合いがついて、のめっている感じもなかった。なぜ反応しなかったのか分からない」

8着8-10 ニュージーズ(牡3、C.ルメール・木村哲也)
「休み明けでこういう馬場で、疲れが出た。経験がなくて2戦目で、こういう馬場で、大変だった」

9着6-6 ナイトスラッガー(牡3、池添謙一・小栗実)
「長く脚を使うタイプだと思ったので、ポジションを取りに行き3番手で運んだが、現状ちょっとしんどかったです。素質はいいものを持っているので、また一つ一つ頑張っていければ」

10着5-5 トラジェクトワール(牡3、西村淳也・尾関知人)
「あまりこういう馬場は好きじゃなかったです」

推奨馬ベラジオボンド(4人気)は、スタート良く先行4番手を何とか折り合い追走。4角を回り、直線で一気に突き抜け優勝…のはずが?? 並走したノーブルロジャー(1人気)と叩き合いの末競り負け3着入線…残念。

レースは、ハナに立ってレースを進め、直線では後続を大きく突き放したメイショウタバル(5人気)が、ノーブルロジャー(1人気)に6馬身差をつけ優勝。さらにクビ差の3着にベラジオボンド(4人気)が入り、ほぼ本命決着!?

ただ、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。


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