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【スワンS(G2)回顧】推奨馬ウインマーベル5着…エッ!?

【スワンS結果】
ウイングレイテストが6歳にして初重賞制覇!

28日、京都競馬場で行われた第66回スワンS(3歳上・GII・芝1400m)は、好位から直線で早めに抜け出した松岡正海騎手騎乗の10番人気ウイングレイテスト(牡6、美浦・畠山吉宏厩舎)が、中団から直線で脚を伸ばした6番人気ララクリスティーヌ(牝5、栗東・斉藤崇史厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分19秒9(良)。

さらに3/4馬身差の3着に11番人気ロータスランド(牝6、栗東・辻野泰之厩舎)が入った。なお、1番人気アヴェラーレ(牝5、美浦・木村哲也厩舎)は7着に、2番人気グレナディアガーズ(牡5、栗東・中内田充正厩舎)は6着に、3番人気ルガル(牡3、栗東・杉山晴紀厩舎)は4着に終わった。

勝ったウイングレイテストは、父スクリーンヒーロー、母グレートキャティ、その父サクラユタカオーという血統。前走・京成杯オータムH2着からここへ臨み、6歳にして見事初重賞制覇となった。

【スワンステークス】~騎手コメント~

1着2-3 ウイングレイテスト(牡6、松岡正海・畠山吉宏)
「めちゃくちゃうれしいですね。こんな日が来るとは思ってなかったですし、この日が来るように頑張ってたんですけどなかなか勝てなかったんで。ちょっと信じられない自分もいたりしますけど、馬がよく応えてくれました。競馬もすごく上手なんで、その馬なりにだったんですけど、ちょっと前進気勢が薄れてきたということでブリンカーをしたら、また馬が走る気を出してくれたので、そこは馬に感謝したいと思います。 (前、前での競馬だったが)そういう競馬を磨いてきたので、そこは変えるつもりはなくて、スパートのタイミングとあと週中の調整を大事にしていました。(手応えが)すごく良かったので、押し切ってくれるんじゃないかなと思っていました。(他馬の動きは)いつも気になる側なんですけど、これなら大丈夫なんじゃないかなと。能力は元から買ってる馬なので、もっといい結果求めて行きたいと思います」
2着7-15 ララクリスティーヌ(牝5、菅原明良・斉藤崇史)
「1400メートルの方が競馬しやすいですね。抑えず気分良く行けて、しまいも堅実でした。
枠が外でしたし、内に入れられませんでしたが、この枠でよく頑張ってくれました」
3着8-18 ロータスランド(牝6、岩田康誠・辻野泰之)
「枠が悪すぎたけど、このパフォーマンスですからね。
返し馬も雰囲気も良かった。3~4角の下りでグッときたぶん、最後に切れ味が鈍りました」

4着1-2 ルガル(牡3、武豊・杉山晴紀)
「ゲート内で力んでいいスタートでなく、切り替えました。直線に向いた時はいい伸びでしたが、ラストは同じ足色になりました」

5着8-16 ウインマーベル(牡4、西村淳也・深山雅史)
「前に壁をつくって脚をためたかったんですが、つくれず申し訳ありません」

6着4-8 グレナディアガーズ(牡5、岩田望来・中内田充正)
「状態はすごく良かったんですが、競馬に参加できず、しまいだけになりました」

7着5-9 アヴェラーレ(牝5、川田将雅・木村哲也)
「ゲートは我慢してくれて、出てからもある程度のリズムで走れました。
直線もある程度は動いてくれていますが…。きょうできる走りはしてくれています」

8着7-14 インダストリア(牡4、丸山元気・宮田敬介)
「枠が枠でしたからね。1400メートルでスムーズでしたが、もう少し内枠だったら…」

9着2-4 トウシンマカオ(牡4、横山和生・高柳瑞樹)
「元気よく、最近1200メートルに使ってきているという雰囲気でした。またここからですね。きょうの結果だけで、1400メートルが長いというわけではないと思います」

10着4-7 デュガ(牡4、松若風馬・森秀行)
「ゲートを出すぎて、最近こういう競馬をしていなかったので、周りを気にするというか怖がりながらでした。能力を出しきれませんでした」

11着1-1 エクセトラ(牡4、J.モレイラ・吉村圭司)
「いいスタートをして、中団より前のいいポジションで競馬ができた。最終コーナーはまだ手応えが良かったですが、馬群のせいか伸びなかった」

12着3-5 タマモブラックタイ(牡3、角田大和・角田晃一)
「理想的な競馬ができました。距離と言うより力負けの感じがした。乗りやすいし、これからも頑張ってほしい」

13着6-12 ルージュスティリア(牝4、坂井瑠星・藤原英昭)
「中団で少しゴチャついて、この馬のリズムで運べませんでした。流れ、展開がかみ合えば、やれると思います」

14着5-10 メイショウソラフネ(牡4、角田大河・石橋守)
「スタートが良かったので前めの位置につけました。ペースは良かったですが…。4歳なので、まだ成長できると思います」

15着3-6 スマートリアン(牝6、柴田善臣・石橋守)
「3、4コーナーでおさまりがつかなかった。それに尽きる」

16着6-11 カイザーミノル(牡7、藤岡康太・北出成人)

17着8-17 サブライムアンセム(牝4、池添謙一・藤原英昭)
「この枠、このペースでタメが利きませんでした。なし崩し的に脚を使わされました」

18着7-13 ミッキーブリランテ(牡7、和田竜二・矢作芳人)
「休み明けのせいか動ききれませんでした」

推奨馬ウインマーベル(7人気)は、この馬としては絶好のスタート!! 先団後方6番手追走のまま直線で一気に突き抜けて優勝…のはずが、追い出されてからの反応鈍く伸びてはいるが5着まで…残念。

レースは、好位から直線で早めに抜け出したウイングレイテスト(10人気)が、中団から直線で脚を伸ばしたララクリスティーヌ(6人気)にクビ差をつけ優勝。さらに3/4馬身差の3着にロータスランド(11人気)が入り、大波乱決着??

当然ながら、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。


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