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【オーシャンS(G3)回顧】推奨馬グレイトゲイナー7着…何処!?

【オーシャンS結果】
トウシンマカオが人気に応え重賞連勝!

2日、中山競馬場で行われた第19回オーシャンステークス(4歳上・GIII・芝1200m)は、道中は先団の後ろを追走、直線で各馬を差し切った横山武史騎手騎乗の1番人気トウシンマカオ(牡5、美浦・高柳瑞樹厩舎)が、中団から脚を伸ばした2番人気ビッグシーザー(牡4、栗東・西園正都厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分08秒0(稍重)。

さらにハナ差の3着に3番人気バースクライ(牝4、栗東・千田輝彦厩舎)が入った。

勝ったトウシンマカオは、父ビッグアーサー、母ユキノマーメイド、その父スペシャルウィークという血統。前走の京阪杯に続く重賞連勝を飾った。また、本馬はこの勝利で高松宮記念の優先出走権を獲得した。

【オーシャンS】~騎手コメント~

1着8-15 トウシンマカオ(牡5、横山武史・高柳瑞樹)
「過去に乗っていたレースを見てスタートが速かったですし、あとは僕が馬の邪魔をせずにいれば出てくれると思っていて、期待していた通り馬がすごくいいところにいてくれました。(すぐに控えたが)流れが速くなるのかなというのと、ためて良さが生きると思っていたので馬のリズムを尊重しつつ、そのなかでためられればと思っていたので理想的な競馬ができました。過去のレースをみていても素晴らしい馬だと思っていたので、アクシデント(菅原明騎手が虫垂炎のため)で急きょ乗り替わりになりましたが、依頼をしてくれたオーナー、高柳瑞調教師に感謝したいですし、一番は頑張った馬に感謝したいです。素晴らしいはじけっぷりでした。(久しぶりの重賞勝ちですが)いつも素晴らしい馬に乗せて頂いていますが、なかなかものにできなくて歯がゆい思いもあって、急きょということでしたが、頂いた依頼をものにできて最低限の仕事ができたと思います。能力はG1でもやれると思いますし、もっと良くなると菅原明騎手と陣営の高柳瑞調教師からも聞いていたので、さらに良くなると思います」

2着5-10 ビッグシーザー(牡4、坂井瑠星・西園正都)
「状態は変わらず良さそうでした。今日は周りの馬が速く、そのぶん行きっぷりが悪くなりましたが、そのなかでも勝ち馬を見る形で運べました。手応え以上に、よく頑張ってくれました」

3着1-1 バースクライ(牝4、岩田望来・千田輝彦)
「4角で外に行こうとして迷ったぶん、切り返すことに。馬場が悪い内を走ってここまでやれたのは収穫。枠次第だけど成長している」

4着1-2 ヨシノイースター(牡6、丸山元気・中尾秀正)

5着6-11 キミワクイーン(牝5、M.デムーロ・奥村武)
「馬の状態はすごく良かった。以前よりも力をつけていて、緩い馬場も問題なかった。久々のぶんで最後は甘くなってしまったけど、これから走ってきそう」

6着2-3 ショウナンハクラク(牡5、戸崎圭太・松下武士)
「折り合いは大丈夫。上手に走ったけど(体を)伸ばして走るところがあるので、良馬場のほうがいい」

7着2-4 グレイトゲイナー(牡7、三浦皇成・森秀行)
「いいリズムで行けたけど、3~4角で馬場の悪いところに。そこが、かわいそうだった」

8着3-5 マテンロウオリオン(牡5、津村明秀・昆貢)
「初めての1200メートルでも流れに乗ることができました。最後までやめずに頑張ってくれたので、これがきっかけになれば」

9着4-8 バルサムノート(牡4、R.キング・高野友和)
「気難しい面があり、ゲートで集中できずに後方から。3、4角では荒れた馬場を気にしていたので、直線では外に出しました。普通にスタートを出れば1200メートルでも大丈夫」

10着6-12 カイザーメランジェ(牡9、吉田豊・中野栄治)
「一瞬しか脚を使えないと聞いていた。そこは使ってくれている感じですが、もう少しでしたね」

11着7-13 ダディーズビビッド(牡6、浜中俊・千田輝彦)
「3、4角の馬場が悪かったが、その点は気にしていなかった。今日はそれよりも外枠が響いた」

12着7-14 オタルエバー(牡5、石川裕紀人・中竹和也)
「思い切って積極的な競馬をしたが、脚を取られた。馬場が悪いわりにペースが速かった。良馬場のほうがいい」

13着5-9 シュバルツカイザー(セ6、大野拓弥・大竹正博)
「馬場は大丈夫だけど、前走より反応が悪かった。ここを使って上向けば」

14着4-7 ジュビリーヘッド(牡7、横山和生・安田隆行)
「馬の雰囲気は良かったが、馬場があまり合わなかった。頑張ったけど最後は余力がなかった」

15着3-6 ボンボヤージ(牝7、川須栄彦・梅田智之)
「スタートから促して、道中はロスなく立ち回れたけど、4角前で脚を取られた。直線は盛り返して、よく頑張ってくれた」

16着8-16 シナモンスティック(牝5、松岡正海・宗像義忠)
「息の入りが悪く、前回と同じだった。夏場のほうがいいのかな…」

推奨馬グレイトゲイナー(9人気)は、スタートダッシュ良くハナに立つと、馬なりに逃げ込む。4角を回り、直線で一気に突き抜け優勝…のはずが?? 追い出されると反応鈍く、馬群に沈み込み7着惨敗…残念。

レースは、道中は先団の後ろを追走、直線で各馬を差し切ったトウシンマカオ(1人気)が、中団から脚を伸ばしたビッグシーザー(2人気)に1.1/4馬身差をつけ優勝。さらにハナ差の3着にバースクライ(3人気)が入り、本命決着!?

当然ながら、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。


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