【東京スポーツ杯2歳S(G2)回顧】推奨馬ファーヴェント3着…ヨシッ!? 2 Haya 2023年11月18日 19:00 【東スポ杯2歳S結果】ブルーメンブラットの仔シュトラウスが出世レースを制す18日、東京競馬場で行われた第28回東京スポーツ杯2歳S(2歳・GII・芝1800m)は、3番手から直線半ばで先頭に立ったJ.モレイラ騎手騎乗の4番人気シュトラウス(牡2、美浦・武井亮厩舎)が、2番手からしぶとく粘り込んだ8番人気シュバルツクーゲル(牡2、美浦・鹿戸雄一厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分46秒5(良)。さらにハナ差の3着に2番人気ファーヴェント(牡2、栗東・藤原英昭厩舎)が入った。なお、1番人気フォルラニーニ(牡2、美浦・手塚貴久厩舎)は8着に、3番人気ショウナンラプンタ(牡2、栗東・高野友和厩舎)は4着に終わった。勝ったシュトラウスは、父モーリス、母ブルーメンブラット、その父アドマイヤベガという血統。前走のサウジアラビアRCは出遅れて道中も力んだ分伸び損ねたが、今回は3番手でスンナリ折り合って押し切り勝ち。重賞初制覇となった。【東京スポーツ杯2歳S】~騎手コメント~1着7-7 シュトラウス(牡2、J.モレイラ・武井亮)「正直、前半はコントロールしづらかったですが、2頭が速いペースで先導してくれたことで助かりました。まだ競馬を覚えている最中ですが、すごく能力が高いし、将来性もある馬です」2着1-1 シュバルツクーゲル(牡2、西村淳也・鹿戸雄一)「悔しいです。競馬はいいスタートを切れました。前がいいペースで流していたんだけど、この馬は自分のリズムでリラックスして、バランスよく走れていました。まだまだ緩さを残しているので、ここから成長してくれると思います。今日は勝ち馬が強かったです」3着3-3 ファーヴェント(牡2、横山武史・藤原英昭)「夏の北海道の調教からコンタクトをとらせてもらって、今日の返し馬も含めて素晴らしい馬です。中身的にはこれからかなと思っていましたが、ただ、それでも勝負になると思っていました。先生とは、とにかくどの位置になるか分からなかったけど、リズム重視でと話していました。ペースが流れてくれてすごくいいポジション。折り合いがついて理想的な競馬ができました。直線で脚色が一緒になってしまったのは、良化の余地のぶんかなと思います。まだ体をうまく使い切れず、左に少しもたれていました。動けるようになれば今後、相当な馬になると思います」4着5-5 ショウナンラプンタ(牡2、鮫島克駿・高野友和)「能力は相当なんですけどね。ゲートも調教の時はしっかり発進できていましたが、うまく切れませんでした。道中の進みも悪くて、距離も短かったかもしれません。直線もまだもたれる面とかがあって今後、良化の余地があります。本当に良い馬なんですけど」5着4-4 ミカエルパシャ(牡2、松山弘平・橋口慎介)「久々の競馬になったけど、前半あまり出なかったですね。思った位置で競馬ができませんでした。気にしていた折り合いは、前に壁をつくれたのは良かったです。最後、左にもたれた幼さがあって、それでも差のない競馬でしたし、改めて能力を感じました」6着6-6 ガイアメンテ(牡2、T.マーカンド・須貝尚介)「今まではカーッとなるような面があったけど、今日は全体的に落ち着いている感じで、スタートも落ち着いて、ゲートの中でもじっとして立っていられました。ポジションは後ろになったが、自分のリズムを見つけて良く走れていましたよ。決して悪い走りではなかったし、しっかり息を入れて落ち着いていた今日の走りは今後につながると思います」7着7-8 シャンパンマーク(牡2、戸崎圭太・蛯名正義)「テンションはいい意味で変わっていなかったです。どっしりしていました。精神的には良かったです。追い切りでは一段上がったところはあったんですが、レースはもう少し変わってきてほしい結果でしたね。センスの良い馬で、折り合って上手に走っていました。もうひとつ、ふたつ、上がってくるといいですね」8着8-9 フォルラニーニ(牡2、C.ルメール・手塚貴久)「スタートから走り方が良くなかった。ゲート裏でテンションが高くて、中でもチャカチャカしていた。スタートを遅れて、そのあともハミを取ってくれませんでした」9着2-2 サークルオブジョイ(牡2、北村友一・池添学)「追い切りの段階から、もうひとつギアチェンジがほしいなと思っていました。競馬でも同じような感じになってしまいました。競馬を使いながら、器用さだったり瞬発力がついてくればいいですね」10着8-10 テリオスルル(牝2、三浦皇成・田島俊明)「本当に真面目な馬ですね。外枠から楽に行けましたし、道中、息もしっかり入っていました。多少ペースが速くなったけど、G1を目指す強い牡馬相手に牝馬で直線まで良く見せ場をつくってくれました」推奨馬ファーヴェント(2人気)は、スタート良く先団4番手追走のまま直線で一気に突き抜け優勝…のはずが?? 最後まで伸びてはいるが、3着まで…残念。レースは、3番手から直線半ばで先頭に立ったシュトラウス(4人気)が、2番手からしぶとく粘り込んだシュバルツクーゲル(8人気)に1.1/2馬身差をつけ優勝。さらにハナ差の3着にファーヴェント(2人気)が入り、中波乱決着!?馬券は、複勝が的中!🎯 ダウンロード copy #競馬 #JRA #データ分析 #血統 #G2 #日刊コンピ指数 #東京スポーツ杯2歳S #シュトラウス #ファーヴェント #シュバルツクーゲル 2 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート