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【中日新聞杯(G3)回顧】推奨馬ホウオウビスケッツ12着…何処!?

【中日新聞杯結果】
ヤマニンサルバムが2連勝で重賞初制覇

9日、中京競馬場で行われた第59回中日新聞杯(3歳上・GIII・芝2000m)は、好位追走から直線で抜け出した三浦皇成騎手騎乗の2番人気ヤマニンサルバム(牡4、栗東・中村直也厩舎)が、後方から猛然と追い上げてきた13番人気ハヤヤッコ(牡7、美浦・国枝栄厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分58秒8(良)。

さらにクビ差の3着に4番人気ピンハイ(牝4、栗東・田中克典厩舎)が入った。なお、1番人気リューベック(牡4、栗東・須貝尚介厩舎)は9着に、3番人気ホウオウビスケッツ(牡3、美浦・奥村武厩舎)は12着に終わった。

勝ったヤマニンサルバムは、父イスラボニータ、母ヤマニンエマイユ、その父ホワイトマズルという血統。前走のオクトーバーSに続く2連勝で重賞初制覇を飾った。

【中日新聞杯】~騎手コメント~

1着4-7 ヤマニンサルバム(牡4、三浦皇成・中村直也)
「返し馬で体が起きてすごくいい感じでした。ハナにこだわらずためていこうと思いました。
前走で逃げてこの馬のペースは理解していたので、この馬のリズムで運びました。
厩舎サイドのおかげです。いい時に乗せてもらいました」
2着6-11 ハヤヤッコ(牡7、幸英明・国枝栄)
「しまいは本当にいい脚でした。ピンハイをマークして、
あの馬よりいい脚を使ってくれて大したものです」
3着8-15 ピンハイ(牝4、高倉稜・田中克典)「ゲート内待たされて、だいぶイライラして出ない時の雰囲気でした。(戦前は)もう1列前でと思っていましたが、せかさず後ろすぎず。道中は前走より冷静でしたし、直線もかわされてもやめず走り切ってくれました。ゲートだけ悔やまれます」

4着6-12 キラーアビリティ(牡4、B.ムルザバエフ・斉藤崇史)
「とにかくハンデがこたえました。前走と違って、馬はすごくファイトしてくれました」

5着2-4 シュヴァリエローズ(牡5、佐々木大輔・清水久詞)
「ほどよく中団から、ヤマニンサルバムを見ながらうまく運べました。手応えは良かったですし、少しの差でしたから悔しいです」

6着3-5 サトノエルドール(牡7、荻野極・国枝栄)
「発馬が決まらず、中団後方からリズム重視で運びました。手応えも良く進路ができて反応もありましたが、そこで他の馬と接触してしまい、リズムが崩れてしまいました」

7着3-6 マイネルファンロン(牡8、丸山元気・手塚貴久)
「もう一列、前に行きたがったが、並び的に下げざるを得ませんでした。ただ、結果的に脚がたまって復調していると思います」

8着5-9 ユーキャンスマイル(牡8、L.モリス・友道康夫)

9着5-10 リューベック(牡4、吉田隼人・須貝尚介)
「出たなりでいいところをとれましたが、ハミをとって走るので距離が長かったですね。
馬の後ろで我慢させる調教をしていましたが、(手綱を)放して甘くなりました。
マイルぐらいならですね。久々のぶんゲートはうまく出れましたが、
(今後も)注意しないといけません。仕上がりは良かったです」

10着7-13 カレンルシェルブル(牡5、斎藤新・安田翔伍)
「展開が向きませんでしたが、脚は使ってくれています」

11着1-1 ユニコーンライオン(牡7、国分優作・矢作芳人)
(矢作芳人調教師)「自分の競馬をしたかったが、4角でも抵抗していた。状態が良くなっていただけに悔しい。もう1回と言ったらキリがないし、血統が血統なんで次の仕事(種牡馬)に。とにかく良血。どんな子を出してくれるか」

12着4-8 ホウオウビスケッツ(牡3、丸田恭介・奥村武)

13着8-16 スパイダーゴールド(牡4、鮫島克駿・鹿戸雄一)
「1角で思ったより(内から)張ってきて、(外に)振られました。1角以外はいいところを走れて向こう正面ものびのび走れましたが、伸びませんでした」

14着8-17 ワンダフルタウン(牡5、和田竜二・高橋義忠)
15着1-2 カントル(牡7、H.ドイル・藤原英昭)
16着7-14 ジャンカズマ(牡5、小沢大仁・小栗実)
17着2-3 ドルチェモア(牡3、団野大成・上原佑紀)

推奨馬ホウオウビスケッツ(3人気)は、スタート良く勢いもありそのまま先頭に立って逃げるも、直線の坂を上った辺りで脚色が鈍り後続の馬群へと沈み込んで12着…残念。

レースは、好位追走から直線で抜け出したヤマニンサルバム(2人気)が、後方から猛然と追い上げてきたハヤヤッコ(13人気)に3/4馬身差をつけ優勝)。さらにクビ差の3着にピンハイ(4人気)が入り、大波乱決着??

当然ながら、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。


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