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【日経新春杯(G2)回顧】推奨馬ハーツコンチェルト4着…何故??

【日経新春杯 結果】
ブローザホーンが人気に応え重賞初制覇

14日、京都競馬場で行われた第71回日経新春杯(4歳上・GII・芝2400m)は、中団追走から直線の追い比べを制した菅原明良騎手騎乗の1番人気ブローザホーン(牡5、美浦・中野栄治厩舎)が、最内で脚を伸ばした4番人気サヴォーナ(牡4、栗東・中竹和也厩舎)に1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分23秒7(良)。

さらに1.1/4馬身差の3着に3番人気サトノグランツ(牡4、栗東・友道康夫厩舎)が入った。なお、2番人気ハーツコンチェルト(牡4、美浦・武井亮厩舎)は4着に終わった。

勝ったブローザホーンは、父エピファネイア、母オートクレール、その父デュランダルという血統。心房細動で競走中止となってしまった昨年の京都大賞典以来のレースで待望の重賞初制覇を果たした。

【日経新春杯】~騎手コメント~

1着5-8 ブローザホーン(牡5、菅原明良・中野栄治)
「とてもうれしいです。中野(栄治)先生が2月で定年になりますし、最後かも知れなかったので、結果を出せて良かったです。前回は同じ京都で悔しい思いをしましたし、勝ててとてもうれしいです。ゲートを出て周りが速かったので、無理に出して行かず、馬のリズムで運びました。いつもより後ろの位置になりましたが、流れていると感じていましたし、あの位置で良かったです。前2頭がいい目標になり、ついていきながら『どれだけ走ってくれるか』と半信半疑なところもありながらでしたが、よく走ってくれました。僕自身もとてもいいスタートが切れましたし、これから馬ももっと良くなっていくと思います。ともに頑張っていきたいです」

2着8-13 サヴォーナ(牡4、池添謙一・中竹和也)
「この枠(13番枠)でしたが、内々をロスなく回って内からしぶとく脚を使ってくれました。地力、成長をしたところを見せてくれた。2着で悔しいところはありますが、今後が楽しみです」

3着8-14 サトノグランツ(牡4、川田将雅・友道康夫)
「想定していたより、とてもいい内容で走れましたし、これでもっと良く変わってくれると思います」

4着5-7 ハーツコンチェルト(牡4、松山弘平・武井亮)
「ポジションとしてはいいところを取れましたし、最近はずぶさを見せているので、自分で勝負を決めにいきました。ただ、最後は前を交わせませんでした」

5着6-9 カレンルシェルブル(牡6、武豊・安田翔伍)
「道中はゆったりと自分でペースで内々を回って、外に出してからしっかり伸びてくれた。いいレースができた」

6着4-5 レッドバリエンテ(牡5、西村淳也・中内田充)
「よく頑張ってくれました。いっぱいいっぱいになりながらも、最後まで諦めずに走ってくれました」

7着2-2 ナイママ(牡8、和田竜二・武藤善則)
「枠もよかったし、ペースも流れたのでインからいこうと。3コーナーでサヴォーナに付いていきたかったけど、外から押されてブレーキをかけたのが痛かった。ああいう流れの方が持ち味が生きる。長い距離でいいんじゃないですか」

8着3-4 リビアングラス(牡4、田口貫太・矢作芳人)
「ずっとスムーズさを欠いた中での競馬が続いていて馬に申し訳ないことをしました。こういう舞台で乗せていただいたのに、ふがいない気持ちでいっぱいです」

9着6-10 ハーツイストワール(牡8、田辺裕信・国枝栄)
「進んで行かない感じでしたし、脚もたまっていませんでした。京都コース、馬場が合わなかったのかな」

10着7-12 シンリョクカ(牝4、木幡初也・竹内正洋)
「スタートが良かったので馬のリズムで行きました。ただ、ペースが流れてしまい、最後苦しくなりました」

11着3-3 インプレス(牡5、角田大河・佐々木晶)
「外、外を回ってしまった。スムーズならじりじり脚を使えたんじゃないか」

12着7-11 ヒンドゥタイムズ(セ8、A.ルメートル・斉藤崇史)
「スタートも速くなかったし、ペースも速くて位置をキープすることに脚を使わされ、最後はなくなった感じです」

13着1-1 リレーションシップ(牡7、高田潤・斉藤崇史)
「大幅な距離延長でしたし、先々は障害戦も見据えていることも踏まえてレースをしました。短距離を使っていたので、テンにかみましたが、折り合いもついて、最後までついて回れました。慣れてくれば長い距離でも対応できるようになります」

14着4-6 ディアスティマ(牡7、北村友一・高野友和)
「厳しい展開になってしまい、この馬の持ち味を生かせませんでした」

推奨馬ハーツコンチェルト(2人気)は、スタート良く先行6番手追走から3~4角辺りから追い出されて直線で一気に突き抜け優勝…のはずが?? 追い出されても伸びない、叩き出しても伸びないまま4着…残念。

レースは、中団追走から直線の追い比べを制したブローザホーン(1人気)が、最内で脚を伸ばしたサヴォーナ(4人気)に1馬身差をつけ優勝。さらに1.1/4馬身差の3着にサトノグランツ(3人気)が入り、ほぼ本命決着!?

当然ながら、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。


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