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【サウジアラビアRC(G3)回顧】推奨馬アルレッキーノ5着~何処??

【サウジアラビアRC結果】
アルテヴェローチェが外から豪快に差し切りV 無傷2連勝で重賞制覇!!

5日、東京競馬場で行われた第10回サウジアラビアロイヤルカップ(2歳・GIII・芝1600m)は、好位から一旦後ろまで下げ、直線で外から一気に各馬を差し切った佐々木大輔騎手騎乗の2番人気アルテヴェローチェ(牡2、栗東・須貝尚介厩舎)が、出遅れ最後方から追い上げた4番人気タイセイカレント(牡2、栗東・矢作芳人厩舎)に1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分33秒0(稍重)。

さらに1/2馬身差の3着に5番人気マイネルチケット(牡2、栗東・宮徹厩舎)が入った。なお、1番人気アルレッキーノ(牡2、美浦・国枝栄厩舎)は5着に、3番人気フードマン(牡2、栗東・小栗実厩舎)は7着に終わった。

勝ったアルテヴェローチェは、父モーリス、母クルミネイト、その父ディープインパクトという血統。7月の新馬戦(札幌)に続く無傷の2連勝で重賞初制覇を飾った。

【勝ち馬プロフィール】
◆アルテヴェローチェ(牡2)
騎手:佐々木大輔
厩舎:栗東・須貝尚介
父:モーリス
母:クルミネイト
母の父:ディープインパクト
馬主:大野照旺
生産者:ノーザンファーム

【サウジアラビアロイヤルカップ】~騎手コメント~

1着1-1 アルテヴェローチェ(牡2、佐々木大輔・須貝尚介)
「この馬の力を信じて乗りました。出がすごく良かったので、引っ張り殺すのももったいないかなと思ったんですけど、先頭集団で力ませ続けるよりは、一段引いて折り合いに専念する形を選びました。距離は1600メートルくらいがベストだなのかなと思いますし、僕自身、G1勝ったことがないのですけど、大きいところでもきっとやってくれると思います。調教から3週(前)、1週(前)と続けて乗せていただいたんですが、その時から厚みがってすごいいい馬だと感じていましたし、その調教の感触のまま競馬に臨めたかなと思います」

(須貝尚介調教師)
「内枠で想定内のレースでした。(佐々木騎手は)2週調教に跨っていて、馬のことをよくわかっていましたし、我慢させていました。馬場の内が悪いとわかっていたので、良いところに出してほしいと伝えていました。それに応えて大したものだと思います。今後は朝日杯FSを目指しますが、鞍上はオーナーと相談します」

2着5-5 タイセイカレント(牡2、横山武史・矢作芳人)
「中の態勢が整わないときにゲートが開いてしまいました。運がなかったですね。それでも、しまいはいい脚でしたし、タラレバをいいたくなる結果でした。新馬とは違う競馬ができたので、今後につながると思います」

3着4-4 マイネルチケット(牡2、戸崎圭太・宮徹)
「行きっぷりが初戦より強くなっていた。その中でも我慢は利いて、上手に走ってくれました」

4着6-6 シンフォーエバー(牡2、菅原明良・森秀行)
「かからずに逃げることができて、直線まで雰囲気良くこれました。差のない4着ですし、馬がしっかりしてくればもう少し走ると思います」

5着3-3 アルレッキーノ(牡2、C.ルメール・国枝栄)
「良い位置で、良い感じでレースが出来ましたが、今日は最後切れませんでした。加速してくれませんでした。馬場なのか、馬の状態なのかわかりません」

6着2-2 ニシノルアノーヴァ(牡2、永野猛蔵・古賀慎明)
「馬の具合は良かったです。まだ緩さがあって、右にもたれるところがありますが、リングハミに換えてバランス良く走れていました。また自己条件で期待したいです」

7着7-7 フードマン(牡2、松山弘平・小栗実)
「一回使ったことで気が入ってしまって、終始かかっていた。延長も裏目に出て、収められませんでした」

推奨馬アルレッキーノ(①人気)は、スタートは互角も行き脚がなく促されて先行4番手追走。4角を回り直線で追い出されると、反応鈍く伸びを欠き5着…残念。

レースは、好位から一旦後ろまで下げ、直線で外から一気に各馬を差し切ったアルテヴェローチェ(②人気)が、出遅れ最後方から追い上げたタイセイカレント(④人気)に1馬身差をつけ優勝。さらに1/2馬身差の3着にマイネルチケット(⑤人気)が入り、中波乱決着!?

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