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【阪神カップ(G2)回顧】推奨馬グレナディアガーズ2着…相手馬何処!?

【阪神C結果】
ウインマーベルが追い比べを制し重賞2勝目!

23日、阪神競馬場で行われた第18回阪神カップ(3歳上・GII・芝1400m)は、中団の前でレースを進めた松山弘平騎手騎乗の4番人気ウインマーベル(牡4、美浦・深山雅史厩舎)が、直線での追い比べを制し、後方から追い上げた3番人気グレナディアガーズ(牡5、栗東・中内田充正厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分19秒3(良)。

さらにハナ差の3着に2番人気アグリ(牡4、栗東・安田隆行厩舎)が入った。なお、1番人気ママコチャ(牝4、栗東・池江泰寿厩舎)は5着に終わった。

勝ったウインマーベルは、父アイルハヴアナザー、母コスモマーベラス、その父フジキセキという血統。昨年5月の葵S以来となる勝利を重賞で飾った。通算成績は20戦5勝(重賞2勝)。

【阪神カップ】~騎手コメント~

1着2-4 ウインマーベル(牡4、松山弘平・深山雅史)
「厩舎サイドがうまく仕上げてくれて、課題のスタートをしっかり出てくれました。出れば2枠もいいと思っていましたし、人気馬を見ながら脚をためられました。ホントにいい馬ですし、直線に向いた時は十分にやれると思いました。しっかり伸びてくれたので、あまり他馬のことは気にせず、強い競馬をしてくれました。去年は1200メートルで活躍しましたが、今年は少し忙しかったのでここ2戦は1400メートルへ。しっかり応えてくれて、色々な競馬に対応してくれています。G1馬がいるなかで勝ててうれしいですし、まだまだやれると思います」
2着5-10 グレナディアガーズ(牡5、R.ムーア・中内田充正)
「スタートの反応はいいが、スピードに乗るまで時間がかかる馬で、中団より後ろになった。
直線は素晴らしい末脚を見せてくれたけど2着。いい競馬はしてくれた」
3着7-14 アグリ(牡4、C.ルメール・安田隆行)
「内でスムーズに、いい競馬ができました。
ラストもよく来ているけど、最後の50メートルで疲れてしまいました」
4着4-8 グレイイングリーン(牡5、岩田望来・池江泰寿)
「3着馬の後ろにつけられました。最後は余力を残してゴールという感じでしたが、
はまれば走れる馬。1400メートルもよかったです」
5着7-13 ママコチャ(牝4、川田将雅・池江泰寿)
「ゲートもおとなしすぎましたし、道中で進んでいかず、
4コーナーでは手応えがありませんでした。本来の姿ではなかったですし、また改めてです」

6着8-15 ロータスランド(牝6、岩田康誠・辻野泰之)
「走っているけどね。アグリの(通った)ところを走れていれば…。アグリと枠が逆だったらいいところに入れたと思う。馬はまだまだやれそう」

7着6-12 ララクリスティーヌ(牝5、菅原明良・斉藤崇史)
「内枠が欲しかったですね。でもそんなに差はなかったですし、よく頑張ってくれています」

8着8-17 ウイングレイテスト(牡6、松岡正海・畠山吉宏)
「外から行ったぶん、脚がたまり切らなかったです。枠を言い訳にしたくないけど、内枠だったら違っていたと思います」

9着4-7 ダディーズビビッド(牡5、浜中俊・千田輝彦)
「今回は久々でしたし、これから順調に使っていければ」

10着5-9 エイシンスポッター(牡4、角田大河・吉村圭司)
「相変わらずのポジションになり直線もスムーズではなかったのですが、強いメンバーで差のない競馬ができました。スムーズでなかったところを反省して、次に生かしたいです」

11着3-5 ルプリュフォール(セ7、秋山真一郎・松永幹夫)
「前が止まるというか、展開待ちのところがある馬なので」

12着8-16 アサヒ(牡4、吉田隼人・金成貴史)
「潜る癖があり、ゲートのタイミングが合わなかったです。流れは忙しかったですが、腹をくくって内に潜り込むことはできました。グレナディアガーズがいて、ついて行こうと考えたのですが…」

13着1-1 ダノンスコーピオン(牡4、団野大成・安田隆行)
「ブリンカーを着けて、いい雰囲気で運べました。ただ、前走と同様に直線で気持ちが萎えるというか、最後はやめてしまうところがありました」

14着2-3 エエヤン(牡3、M.デムーロ・伊藤大士)
「本気を出していないですね。一つも伸びませんでした。馬に悪いところはなくて、きれいに走るのに、競馬で頑張れていないです」

15着3-6 ピクシーナイト(牡5、B.ムルザバエフ・音無秀孝)
「今日は競馬に向き合っていましたが、ブリンカーが効き過ぎて、
ムキになって走るところがありました。ブリンカーはもう要らないと思います。
いい馬です。音無先生が言っていた気持ちの部分は見せてくれました」

16着1-2 ミッキーブリランテ(牡7、和田竜二・矢作芳人)
「いいところにつけられたけど、伸びませんでした」

17着6-11 ホウオウアマゾン(牡5、坂井瑠星・矢作芳人)
「まだいい時の感じに戻っていないですね。こんなに負ける馬ではないですから」

推奨馬グレナディアガーズ(3人気)は、スタート後の出脚が無く中団後方(12番手辺り)追走から、3~4角大外回って上がり3ハロン(推定)最速33秒8を使い一気に突き抜けるも2着まで…残念。

レースは、中団の前でレースを進めたウインマーベル(4人気)が、直線での追い比べを制し、後方から追い上げたグレナディアガーズに3/4馬身差をつけ優勝。さらにハナ差の3着にアグリ(2人気)が入り、中波乱決着!?

馬券は、相手馬が抜けてハズレ…(ノД`)・゜・。


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