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【鳴尾記念(G)回顧】推奨馬ロードデルレイ除外~左後肢ハ行を発症!?

【鳴尾記念結果】
ヨーホーレイクが接戦制す 約2年5か月ぶりの重賞V

1日、京都競馬場で行われた第77回鳴尾記念(3歳上・GIII・芝2000m)は、道中は先団の後ろで進め、直線で抜け出した岩田望来騎手騎乗の1番人気ヨーホーレイク(牡6、栗東・友道康夫厩舎)が、ゴール前で並んできた2番人気ボッケリーニ(牡8、栗東・池江泰寿厩舎)にアタマ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分57秒2(良)。

さらに1.1/2馬身差の3着に5番人気エアサージュ(牡6、栗東・池添学厩舎)が入った。なお、3番人気ニホンピロキーフ(牡4、栗東・大橋勇樹厩舎)は12着に終わった。

勝ったヨーホーレイクは、父ディープインパクト、母クロウキャニオン、その父フレンチデピュティという血統。2022年1月の日経新春杯で重賞初制覇を飾ったあとに屈腱炎で長期休養することになったが、復帰3戦目で勝ち星を挙げた。

【鳴尾記念】~騎手コメント~

1着6-9 ヨーホーレイク(牡6、岩田望来・友道康夫)
「馬場がいいので、後ろからでは届かないと思って、いいポジションで競馬ができました。どっちが勝ったか分かりませんでしたが、モレイラさんから“オメデトウ”と言われました。ポテンシャルは秘めています。脚もとの様子を見ながらですが、もっと上を目指せると思います。(自身は5月31日が24歳の誕生日)鳴尾記念を勝ててほっとしています」

友道康夫調教師
「終始手応えよく回ってきて、これなら最後まで辛抱してくれるかなと思った。長期休養から3回目ですけど、初戦(金鯱賞)からいい動きをしていた。3回目でようやく勝ててよかったです。2年休んでいたので、まだまだこれから。ダービーから期待をしていた。脚もとだけは注意していくけど、今のところ問題なく順調。どこかでG1タイトルをとらせてあげたい。この後は宝塚記念には向かわず、秋に備えます」

2着3-4 ボッケリーニ(牡8、J.モレイラ・池江泰寿)
「いいスタートを切れました。前半が速くて、レースは想像していたより1列後ろになりましたが、悪くない位置でした。直線でスペースができて、いい脚を見せたけど、今日は勝った馬が強かったです」

3着8-14 エアサージュ(牡6、松山弘平・池添学)
「大外だったけど、スタートを出て3番手を取り、自分の競馬はできました。早め早めの、しぶとい脚を使う競馬。もう少しだったので勝ちたかったですが、馬自身成長していますし、重賞でもいい勝負をしてくれています」

4着4-5 ヤマニンサンパ(牡6、団野大成・斉藤崇史)
「強い相手によく頑張ってくれました。時計が速い馬場がどうかと思っていましたが、対応してくれました。最後はいい脚を使ってくれましたし、これからが楽しみです」

5着2-2 ディープモンスター(牡6、浜中俊・池江泰寿)
「ポンと出て逃げ馬の後ろを取れましたが、ずっと力んでいました。今回は急仕上げでしたし、中間から力む面が強く出ていたらしいです。(敗因は)その二つですね。順調にいけば重賞でもと思います」

6着1-1 カラテ(牡8、高杉吏麒・音無秀孝)
「状態は良かったと思います。行けなかったのでそのポジションでしっかりためて、最後まで頑張ってくれました。内容は近走に比べたら良かったと思います」

7着3-3 バビット(牡7、和田竜二・浜田多実雄)
「スタートは良かったし、自分の競馬には持ち込めましたが、思ったより後ろに付いてこられましたね。4コーナーで一瞬離したけど、このクラスで走るならもう一つ状態を上げていかないといけない。でも頑張っています」

8着5-7 スカーフェイス(牡8、松若風馬・中竹和也)
「自分のリズムで最後は脚を使ってくれました。今日出せる力は、全部出してくれました」

9着5-8 アリストテレス(牡7、横山典弘・上村洋行)

10着6-10 フォワードアゲン(セ7、藤岡佑介・加藤和宏)
「重賞のメンバーに入ると周りも強いですからね。よく頑張ってくれていますが、もう少し上がりがかかる展開がいいですね」

11着7-12 ホウオウアマゾン(牡6、坂井瑠星・矢作芳人)

12着8-13 ニホンピロキーフ(牡4、田口貫太・大橋勇樹)
「スタートを出した分、力んでいました。4コーナーで反応がなかった。また次、頑張ってくれるでしょう」

13着7-11 アウスヴァール(セ6、古川吉洋・昆貢)
「行く(逃げる)気で行きましたが、あれ以上、行っても…。展開の助けが必要ですから」

除外4-6 ロードデルレイ(牡4、川田将雅・中内田充正)
*馬場入場後に左後肢ハ行を発症したため、競走除外となった。

推奨馬ロードデルレイは、馬場入場後に左後肢ハ行を発症したため、競走除外となった。

レースは、道中は先団の後ろで進め、直線で抜け出したヨーホーレイク(1人気)が、ゴール前で並んできたボッケリーニ(2人気)にアタマ差をつけ優勝。さらに1.1/2馬身差の3着にエアサージュ(5人気)が入り、本命決着!?

馬券は、返却。


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