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【ニュージーランドT(G2)】~予想篇

過去5年におけるニュージーランドT 成績表
過去10年におけるニュージーランドT 4角通過順位

推奨馬は、ルージュスエルテ(牝3、美浦・国枝栄)。

父ハーツクライ×母リュズキナ(母父Storm Cat)。レッドジェネシスの3/4妹で、母母ラッキーはアサシS(愛G3・芝7F)勝ち馬。ラッキーの全兄キングオブキングスは英2000ギニー馬。ハーツクライ×ストームキャットはゴーフォザサミットやステラロッサと同じで、本馬は母方のストームキャットやハビタットのマイラー資質が強い。クイーンCは出遅れ後方からよく伸びてはいたが、ややトモが非力で直線の坂を駆け上がるときにフワッとしていたのが中山でどうか。現状は平坦大箱がベターかも。

大目標だった桜花賞は収得賞金が足らず、出走がかなわなそうな状況。圧巻の内容で勝ち切った2走前、3走前。不慣れなスタイルで3着に好走した前走・クイーンCと、秘めるポテンシャルは間違いなく世代上位。まだ粗削りなだけに大きな可能性を感じる。

前走・クイーンCは同レース史上2位となる1分33秒1の好時計決着。デビュー以来で初の出遅れに加えて、スタート直後に他馬と接触する不利。初めて後方に控えるレースになりながらも、桜花賞でも有力の勝ち馬クイーンズウォークに次ぐ上がり2位を使って3着だった。3走前、2走前ともに4コーナー先頭→上がり最速でV。特に2走前の1勝クラスが超スローペースとはいえ、ラスト2ハロンが10秒8→10秒8。昨年の同舞台でラスト2ハロン目が10秒台は他に1レースのみ、ラスト1ハロンが10秒台は同レースだけ。全4戦で上がり最速が3回、全て上がり2位以内。素晴らしい瞬発力を秘めているうえ、本来は先行力もあるので、直線が短い中山も問題ない。今回はスタートと初の右回りがポイントだが、前走のレースぶりなら芝1600㍍は守備範囲だけに、牡馬相手の重賞でも好勝負を期待できるだけに期待したい!?


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