見出し画像

【京王杯2歳S(G2)回顧】推奨馬アスクワンタイム10着…何処!?

【京王杯2歳S結果】
コラソンビートが3連勝、レコードで重賞初制覇!

4日、東京競馬場で行われた第59回京王杯2歳S(2歳・GII・芝1400m)は、中団から脚を伸ばした横山武史騎手騎乗の1番人気コラソンビート(牝2、美浦・加藤士津八厩舎)が、中団から直線で進路が開くと鋭く伸びた8番人気ロジリオン(牡2、美浦・古賀慎明厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムはレコードの1分20秒6(良)。

さらにハナ差の3着に9番人気オーキッドロマンス(牡2、美浦・手塚貴久厩舎)が入った。なお、2番人気ミルテンベルク(牡2、栗東・武英智厩舎)は5着に、3番人気アスクワンタイム(牡2、栗東・梅田智之厩舎)は10着に終わった。

勝ったコラソンビートは、父スワーヴリチャード、母ルシェルドール、その父オルフェーヴルという血統。未勝利、ダリア賞に続いてこれで3連勝。父スワーヴリチャードの産駒は、これがJRAの重賞初勝利となった。

【京王杯2歳S】~騎手コメント~

1着6-7コラソンビート(牝2、横山武史・加藤士津八)
「想像以上に良い脚を使ってくれました。ポジションを取りに行こうと思ったが、思った以上にペースが速くて、終いに脚をかけました。前の離れていましたが、戸崎騎手がこの馬に競馬を教えてくれていて前の馬は気にならなかったです。脚を使ってくれるのを信じていました。新馬戦で乗せてもらって真面目で癖のない馬と感じていました。真面目すぎて強いていえばハミを噛みすぎるところがあります。このまま良い方向に進んでくれたら。距離はもう1ハロン伸びても大丈夫です」
2着2-2ロジリオン(牡2、北村宏司・古賀慎明)
「あの差なので悔しい。よく伸びてくれたし、
ゲートは落ち着いていて、終いは脚を使えて良くなっています」
3着3-3オーキッドロマンス(牡2、内田博幸・手塚貴久)
「この馬のスピードを活かしながら、番手でレースを進めました。
後ろに脚を使わせるような競馬も出来ました。1400もこなしてくれたし、今後に繋がる内容」

4着7-9バンドシェル(牡2、菅原明良・西村真幸)
「中間にゲート練習をしていて、落ち着いてしっかり出られました。ゲートを出てハミを取ってイレコミが激しかったです。もう少し落ち着きがほしい」

5着6-8ミルテンベルク(牡2、J.モレイラ・武英智)「まだ馬が若いです。レース前からテンションが高くて、返し馬、レース前のエネルギーのロスがありました。レースは頑張りましたが、レース前のロスが…。まだ子供っぽいので、精神的に成長できれば、能力のベストは出せると思います」

6着8-12ジャスパーノワール(牡2、田辺裕信・森秀行)「まだ気で走っている感じですね。馬っぷりはいいので落ち着いてくれば」

7着1-1アグラード(牡2、津村明秀・高柳瑞樹)

8着7-10タイガードラゴン(牡2、永野猛蔵・黒岩陽一)
「思っていたより落ち着いてゲートを出てくれました。直線も追い出しを待つぐらい手応えがありました。まだキャリア2戦ですし、これから良くなってくると思います」

9着5-5アンバーニードル(牡2、吉田豊・加藤征弘)
「いい感じでゲートは出たが、外からのプレッシャーがあり下げる形に。直線で内が開いたが、苦しくなって左にもたれていたし、そのあたりが課題です」

10着8-11アスクワンタイム(牡2、岩田望来・梅田智之)
「位置取りもペースも馬場読みもうまくいったと思ったし、前の馬をかわせればと思ったが、
伸びなかった。同じような位置にいた馬たちが伸びているだけに、伸びなさすぎですね。
こんなに負ける馬ではないので、何もないといいのですが」
11着5-6ゼルトザーム(牡2、浜中俊・加用正)
「初めての長距離輸送だったし、テンションも高かった。元々右にささる馬で、
左回りだと回りきれないところもあった」

12着4-4タヤスロンドン(牡2、江田照男・岩戸孝樹)
「追い切りと実戦で走りが違った。もう少し慣れが必要だと思います」

推奨馬アスクワンタイム(3人気)は、スタート直前立ち上がり出遅れる?? そのまま後方追走8番手辺りから直線で一気に突き抜けて優勝…のはずが?? 追い出されても反応なく、馬群の中へ沈み込み10着惨敗…残念。

レースは、中団から脚を伸ばしたコラソンビート(1人気)が、中団から直線で進路が開くと鋭く伸びたロジリオン(8人気)にクビ差をつけ優勝。さらにハナ差の3着にオーキッドロマンス(9人気)が入り、中波乱決着!?

当然ながら、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?