【2024 青葉賞(G2)】徹底的に攻略データ篇 Haya 2024年4月26日 07:00 *「日本文芸社の重賞競走データBOOK 2024年度版」よりほぼ抜粋。<2023年のレース検証>レースは、スキルヴィング(1人気)が中団後方を追走し、直線で前の各馬を差し切り、内で食い下がったハーツコンチェルト(2人気)に1/2馬身差をつけ優勝。さらに2馬身差の3着にティムール(11人気)が入り、2連馬券(馬連 等)は本命、3連馬券(3連複 等)は中波乱決着!?キタサンブラック産駒の勢いが止まらない。初年度産駒のイクイノックスがドバイワールドCを圧勝して世界ナンバー1。そして現3歳馬は皐月賞をソールオリエンスが制し、桜花賞もコナコーストが2着。そして、青葉賞もスキルヴィングが着差以上の強い競馬で制した。勝ちタイム2分23秒9は青葉賞史上3位。ちなみに他で2分23秒台で勝った馬は17年アドミラブルがダービー3着、20年オーソリティはダービーこそ不参加だったが、翌21年のジャパンCで2着。この2頭の実績と比較すれば、ダービーの結果は……。<①人気が圧倒的な強さを誇る!! ダ—ビー出走権をかけたトライアル!?>[人 気]①人気は [3-3-3-1]。馬券圏外は22年5着のレヴァンジルのみ。単勝オッズ4倍台だった2頭も 3着以内に入っており、一本被りでなくても信頼できる。対して②人気 [0-2-0-8]、 ③人気 [2-0-1-7]は今ひとつ。 一方、④人気は [2-3-1-4] と 5連対をマ—クしている。 ①人気が好調なこともあって馬連平均配当は 2,793円。 波乱はあまり期待できない。(netkeiba.com 想定人気)想定1人気 シュガークン(牡3、栗東・清水久詞)想定2人気 トロヴァトーレ(牡3、美浦・鹿戸雄一)想定3人気 ヘデントール(牡3、美浦・木村哲也)想定4人気 ウインマクシマム(牡3、美浦・畠山吉宏)想定5人気 ショウナンランプタ(牡3、栗東・高野友和)過去10年における青葉賞 人気別成績表[ステップ]主力を担うのは 1勝クラス組 [6-6-7-66]。連対した12頭はいずれも前走の距離が2200㍍以上だったのは注目ポイン卜。特にアザレア賞組 [3-0-1-7]と大寒桜賞組 [1-3-1-8]が好成績を残している。一方、重賞組に目を移すと、弥生賞組 [1-1-0-6]、共同通信杯組 [0-1-1-4]が複数馬券圏内に入っているが、好走確率はそれほど高くない。大寒桜賞組 [1-3-1-8]1着 シュガークン(牡3、栗東・清水久詞)その他 1勝クラス組フリージア 4着 アバンデル(牡3、美浦・金成貴史)ゆりかもめ 1着 ウインマクシマム(牡3、美浦・畠山吉宏)伏竜S 5着 サンライズソレイユ(牡3、栗東・矢作芳人)ゆきやなぎ 1着 ショウナンランプタ(牡3、栗東・高野友和)すみれS 4着 ジンセイ(牡3、栗東・庄野靖志)山吹賞 3着 ディマイザキッド(牡3、美浦・清水英克)山吹賞 5着 ニシノファイナンス(牡3、美浦・竹内正洋)1勝クラス 1着 トロヴァトーレ(牡3、美浦・鹿戸雄一)フリージア 1着 マーシャルポイント(牡3、美浦・木村哲也)山吹賞 10着 ロジルーラー(牡3、美浦・稲垣幸雄)弥生賞組 [1-1-0-6]5着 シュバルツクーゲル(牡3、美浦・鹿戸雄一)6着 トロヴァトーレ(牡3、美浦・鹿戸雄一)共同通信杯組 [0-1-1-4]3着 パワーホール(牡3、栗東・昆貢)8着 フォスターボンド(牡3、美浦・中川公成)その他重賞組スプリングG2 4着 コスモブッドレア(牡3、美浦・小野次郎)毎日杯G3 6着 サトノシュトラーゼ(牡3、栗東・友道康夫)過去10年における青葉賞 前走レース名別成績表<攻略ポイント>①重賞組~前走1~4着or①~④人気なら買い!?重賞組は[3-3-1-30]。馬券に絡んだ7頭中6頭は前走で1〜4着に好走。残る1頭にしても前走で④人気と上位の評価を得ていた。重賞組でも前走1〜4着か前走①〜④人気だった馬に限定すると [3-3-1-12] と確率アップ。重賞組の買いかどうかの判断基準としたい。*今年出走予定馬に重賞組(前走1~4着or①~④人気)の馬無し!過去10年における青葉賞 前走クラス別成績表②前走距離~狙うなら前走2000㍍以上出走馬前走距離別で成績をまとめると、1800㍍以下 [1-1-2-39]、2000㍍ [2-3-2-33]、2200㍍ [2-4-3-35]、2400㍍ [5-2-3-21]。やはり青葉賞と同じ距離である2400㍍組が好調。 1800㍍以下で馬券に絡んだ4頭中3頭は①〜③人気。④人気以下は評価を下げたい。前走2000㍍以上出走馬で①〜③人気の馬ウインマクシマム(牡3、美浦・畠山吉宏)グランアルティスタ(牡3、栗東・寺島良)シュガークン(牡3、栗東・清水久詞)ショウナンランプタ(牡3、栗東・高野友和)ディマイザキッド(牡3、美浦・清水英克)デュアルウィルダー(牡3、美浦・堀宜行)トロヴァトーレ(牡3、美浦・鹿戸雄一)ヘデントール(牡3、美浦・木村哲也)マーシャルポイント(牡3、美浦・木村哲也)過去10年における青葉賞 脚質別成績表③厩舎~東の木村哲也厩舎、西の友道康夫厩舎に警戒青葉賞を得意とするのが美浦•木村厩舎[2-0-2-3]と栗東・友道厩舎 [0-3-1-6]。木村厩舎は管理馬が①〜⑥人気であれば[2-0-2-0]。友道厩舎は管理馬が前走で2200㍍以上を使われていると [0-3-1-2]。両者とも狙える馬の条件を覚えておきたい。美浦•木村厩舎[2-0-2-3]ヘデントール(牡3、美浦・木村哲也)マーシャルポイント(牡3、美浦・木村哲也)栗東・友道厩舎 [0-3-1-6]サトノシュトラーゼ(牡3、栗東・友道康夫)過去10年における青葉賞 性別・東西厩舎別成績表④波乱の主役~水仙賞組、若葉S組青葉賞の穴メーカーといえば長らく大寒桜賞組だったのだが、20年以降は3着すらなく低迷気味。入れ替わるようにして20年以降、頭角を現してきたのが水仙賞組と若葉S組。20年以降、水仙賞組は[0-1-1-0]で複勝率は100%を誇る。若葉S組は [0-1-1-5]。凡走するケースも多いものの、これを前走4着以内に限定すると[0-1-1-1]。23年は前走3着の⑪人気ティムールが3着に食い込んで好配当を演出。こちらからも目が離せない。*今年出走予定馬に前走・水仙賞組、若葉S組無し!過去10年における青葉賞 騎手別成績表【戦術ポイント】[軸馬の狙い方]軸は複勝率90%という絶大な安定感を誇る①人気。前走が阪神2200㍍以外であれば[3-3-3-0]。着順は固定せず、1頭軸マルチで狙うのがベター。⑫人気以下は1頭も馬券に絡んでいないので相手は②〜⑪人気から選びたい。重賞組は前走で1〜4着か、①〜④人気かをチェック。また1勝クラス組は前走1〜3着馬だけをチョイスすれば〇K。条件をクリアしていても、すでに8戦以上を消化している馬、前走が1800㍍以下で当日④人気以下の馬は好走を期待しづらく、買い目から外していい。過去10年における青葉賞 種牡馬別成績表[注 意 点](キャリア8戦以上)デビューからすでに8戦以上を消化している馬は[0-0-0-19]。まったく結果が出ていない。逆にナヤリア2戦以内という馬も [0-0-3-10]。こちらは3着候補として考えればいいだろう。*今年出走予定馬にキャリア8戦以上の馬無し!過去10年における青葉賞 キャリア別成績表(前走阪神2200㍍出走馬)前走で2200㍍に使われていた馬は [2-4-3-35]。結果を残しているが、阪神2200㍍出走馬は[0-0-1-7]。①人気で唯一、馬券圏外に沈んだ22年のレヴァンジルが該当。連対までは難しい。前走阪神2200㍍出走馬すみれS 4着 ジンセイ(牡3、栗東・庄野靖志)過去10年における青葉賞 生産者別成績表(枠順)8枠に入った馬は [0-0-1-24]。 連対馬は09年1着アプレザンレーヴ以降、出ていない。過去10年における青葉賞 枠番別成績表過去10年における青葉賞 馬番別成績表[注 目 デ ー タ]①前走(芝)特別競走で4人気以内②(芝)2戦以上で連対率60.0%以上③良馬場(芝)2000㍍以上でメンバー中最速or上がり3F33秒9以内で1着実績④4代血統表内にグレイソヴリン系orロベルト系の血を持つ 父サンデー系or父キングマンボ系ちなみに、すべて該当したのは ウインマクシマム・ディマイザキッド・トロヴァトーレ の3頭。*「モバイル サラブレの重賞のツボ」を参考に抜粋。 ダウンロード copy #競馬 #JRA #データ分析 #血統 #G2 #青葉賞 #日刊コンピ指数 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート