本棚

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これはわたくしんとこの漫画棚です。趣味らしい趣味がないので並べて楽しんでます。などといいつつ、最近買った漫画が棚に入り切らずに溢れてきてるのでそろそろまた整理せんといけんな、という感じ。小説とか文庫は別の棚。そちらはあんまり見せる棚になってないので割愛します。

普通の家は本棚がないとかあっても100冊くらいとか聞いてもウッソだろとか思ってます。

折角なので唐突にレアい漫画の紹介をします。

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これです。「食戦記」。二巻出てません。レアい品です。
ストーリーはかなり時代を先取りしており、「食文化」が一切滅び去った未来。「料理」という概念を持った男が活躍する話です。単行本の最後の話あたりまで、蛮族さんたちによる蛮族ムーブが延々と描かれます。
文明が滅びているのでマジで蛮族、北斗の拳的なモヒカンバイクすらないです。弓。竹やり。トマホーク。集落もほぼほぼ弥生時代です。ちゃんと人類史をやり直している。

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これは失われた幻の技術でつくられた「ダイガクイモ」を盗んで竹槍罠にかかって死ぬ夜盗の画像。

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これは収録最終話、ようやく作ったオーパーツ料理、「うどん」です。小麦粉をつくる段から「なにしてんだあいつ」「メン…?かぶるやつか?」みたいなすごい時代の話なので、「ショーユ」作ったりするとマジで全員が顎外れる世界です。

現在世界で、フツーに食されてるものを出すとめちゃくちゃ感動される、という流れは「なろう系」と呼べなくもない気がしますが、これを2008年にやってる、というところがすごいとこかなと思います。ちなみに作者の中村博文先生は、イラストレーターの中村博文先生とは別人。

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