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POG2024-2025参加記録

皆様お久しぶりです。Hawkです。
前回の投稿から約1年ほど経ちましたが今年もPOGに参加することになりましたので、昨年の振り返りと今年の指名馬を記録に残そうと思います。


2023-2024の振り返り

POG2023-2024の結果はこのようになりました!

オークス直後の結果です

圧 倒 的 惨 敗
完全に負けましたね…1位の方とは約4万ポイント差…1年でこんなに差がつくんだと悲しくなりました…
ということで自分の指名馬について振り返ってみると

2勝馬がいない!!1勝馬も4頭ととにかく勝ち上がれない形になりました。
新馬戦を勝ってくれたのはインビジブルセルフのみ。早期に勝ってくれて期待はしたもののすぐに怪我で頓挫…健康って大事ね…

それ以外の馬もデビューの立ち上がりが遅くてレースを使えないケースも多く苦戦。賞金を稼いでくれたキャネルやダイクロアイトは完全に出走数で稼いでくれたのでやはり試行回数は大事だと痛感する結果になりました。早期にデビューできたのはこの2頭とインビジブルセルフだけだったのはもろに結果に響きました。あとは、後ダービー週のみとなったはおーさんのナイスネイチャチャレンジの企画者として全うできていることを切に祈ります。

2024-2025の指名方針

昨年の指名方針はこちらのエントリーより
今思えばざっくりしすぎているな…

方針の軸としては大きく間違っていないとは思いましたが1年参加して軌道修正が必要だと感じる部分は多かったので下記の軌道修正を行いました。

・昨年から評判が良くなり始めていたキズナを疑って1頭も指名しなかったのは大きな敗因。実際2歳種牡馬リーディングも取っている。やはり種付け料は期待料であり優秀な繁殖牝馬が集まるので重要視。
・多くの種牡馬の情報を集めるのは時間的な負担も大きく深堀も難しい。種付け料も高く勝ち上がり率も高い(28%以上)種牡馬に絞る。
該当馬:エピファネイア、キズナ、ドゥラメンテ
上記該当せずとも実績や期待値から見てマークする種牡馬
ロードカナロア、キタサンブラック、ブリックスアンドモルタル
・立ち上がりが遅いとレースの試行回数が少なく賞金も稼ぎずらい。入厩、ゲート試験合格の情報は昨年以上に重要視
・調教師は勝ち上がり率(25%以上)や勝数の高い下記厩舎に基本的には絞る
国枝(牝馬のみ)、友道(牡馬のみ)、高野(友)、木村(哲)、中内田、堀(牡馬のみ)、手塚(牡馬のみ)
・牧場は基本的にはノーザン、社台、追分から選択。社台系には逆らわない。
・新種牡馬は情報も少なく不確定要素が他の種牡馬よりも多いので極力触れないがルール上触れる必要はあるので下位で残っている中から選択する

上記要素を取り入れた上で昨年に引き続き牡馬はクラシック路線特にダービーの可能性が高い馬を狙い、牝馬は桜花賞を狙える馬を中心に選択を行いました。
牡馬牝馬の割合は昨年と同じく牡馬戦線の方がレース数も多いので7:3の割合としました。

1位:エリキング

今回は前回から参加人数が増えて18人フルゲートでのドラフトでしたが6位を引き当てることができたので、ある程度1位で指名できる選択肢は多い状況でした。その中でも最上位評価していたのはこの馬とプリモシークエンスの2頭で、4位でプリモシークエンスが指名されたため今回はエリキングが栄えあるドラフト1位馬となりました。

ノーザンの評価もかなり高いことで有名なこの馬ですが血統背景もなかなか優秀でキズナ×母型にDanzigを持っているのは今年の皐月賞を勝ったジャスティンミラノや桜花賞・オークス共に3着のライトバック、スプリングSを勝っているシックスペンス、ホープフルS3着のサンライズジパングなどかなり結果を出しているキズナの成功パターンであり、父SS系まで広げるとレガレイラやアスコリピチェーノ、コスモキュランダ、アーバンシックと本当に去年の2歳戦線を引っ張ってきた組み合わせです。

上記のような血統背景且つ毎年POG期間で結果を出す中内田厩舎であること、今シンエンペラーやフォーエバーヤングで乗りに乗っている藤田馬であること、既に入厩してゲート試験を突破していることからも考えても十分1位指名として戦えると考えて今回の指名に踏み切りました。
ノーザンの牧場長が一番良いと言った評判通り、町田ゼルビアの躍進にもあやかりながらクラシック戦線で暴れられるか期待です。

2位:ラトラース

某黒本にてウマ娘解説の方が「カブトムシみたいだ!」と話したことでも話題になったこの馬。そもそもキズナの過去の成功パターンとしては短距離馬との配合の方が圧倒的に多く、前述したジャスティンミラノやキズナの代表産駒でもあるソングラインも短距離馬との配合です。
今回のラトラースも母であるローブティサージュは阪神JFやキーンランドCの勝馬ということで実績ある短距離馬であり、十分早熟性も確保されている可能性が高いです。事実既に入厩、ゲート試験も突破しております。さらにキズナ×母父ウォーエンブレムは9頭中6頭が勝ち上がりとPOG期間中の打率も高いのが特徴です。
クラブの期待値も高くシルクで3頭しかいない1億円馬であること、こちらも実績十分の中内田厩舎であることからもドラフト1位クラスと判断して指名しました。距離は持たなそうということなので朝日杯⇒NHKマイルのルートで活躍してほしいと思います。

3位:バズアップビート

今回キズナと同じくらい注目していたのがエピファネイアですが、プリモシークエンス以外で注目していたのがアーバリアンジムとこの馬でした。直前でアーバリアンジムが指名されたので今回はこちらの指名をしました。
実際に血統背景をみてもエピファネイア成功のほぼ必須条件ともなっているサンデーの3×4を持っているだけでなく、母父キンカメ系はかなり相性が良く今年の桜花賞を勝ったステレンボッシュやデアリングタクト、エピファニーなど重賞でも結果を出していて中でも母父ルーラーシップは出走5頭すべてが勝ち上がりと打率も高い血統です。
全妹にミントという馬がいますが性別が変わったことによってどうなるか非常に楽しみな1頭です。
さらに今回友道厩舎×牡馬ということで期待値の高い組み合わせであること、こちらも4月生まれと遅いながら既に490kg台まで成長していて入厩、ゲート試験に合格しているのも大きなポイントでした。キャロットのエース格としてクラシック戦線で戦っている姿を期待したいです。

4位:マスカレードボール

今回の問題指名その1です。母マスクオフというとローズSをレコード勝ちした後リバティアイランドを猛追して秋華賞2着、先日のヴィクトリアマイルも3着になったマスクトディーヴァが代表産駒でいますがマスクトディーヴァはそもそもデビューが遅く1月デビューでした。マスクオフの産駒を見てもデビューが早かったのはモーリス産駒のトゥーフェイスのみでそのトゥーフェイスもPOG期間中は1勝となかなか結果を出すことができなかった馬です。しかもドゥラメンテ×母父ディープインパクトの相性はかなり悪いという…
しかし、マスクトディーヴァでもキンカメ系の牡馬との相性が良いのは照明されており、牝系もルーラーシップと同じエアグルーヴ牝系のドゥラメンテと配合をしたという意欲的な1頭になっています。サンデーの3×3は確かに気になりますがこの年のドゥラメンテ産駒はサンデーの3×3も積極的にチャレンジをしていること、最近の社台RHが躍進していること、手塚厩舎の牡馬の勝ち上がり率が高いことからも思い切った指名に踏み切りました。
指名した後にわかったのですがこの馬も入厩且つゲート試験を突破しているということで早期デビューもあり得る話が出て決まました。間に合うかが一つの焦点だったものの間に合う可能性も高まり始めていて俄然期待が高まっている1頭です。

5位:スパニッシュソング

そろそろ牝馬を狙っていくタイミングだと考えてリストアップしていた中から選んだ1頭です。
とはいえ5位ともなると狙っていた牝馬はかなり取られていましたがドゥラメンテ牝馬が欲しいと思ったところでの指名となりました。
母スパニッシュクイーンは米オークス勝ち馬ということで典型的な中距離馬であること、トライマイベスト、El Gran Senorの4×5のクロスは同じドゥラメンテ産駒であるリバティアイランドにも入っており、Northern Dancerの5×5×5もあって芝向きに出るかなと思っています。
早速入厩はしたものの夏から秋にかけてのデビューになりそうということですが、厩舎もリバティアイランドと同じ中内田厩舎、G1レーシングとのタッグはセリフォスで結果を出していることもあって牝馬クラシック戦線を引っ張って欲しいと思っている1頭です。

6位:ノクターン

今回の問題指名その2です。
初のキタサンブラック指名になりましたが、大前提2021,2022とキタサンブラックにつけられた牝馬の質は高くないと思っています。事実種付け料も300万円とかなり安くなっていました。ただ、その中でもキタサンブラック産駒の勝ち上がり率は高くそもそも種牡馬としての質が高いということでマークせざるを得ない種牡馬ではありました。
その中でもこの馬は流行りのサンデー系種牡馬×母系にDanzig持ちであるということ、4月生まれながら既に470kgまで育っている事、勝率がとにかく高いキムテツ厩舎の牝馬であることから数少ないマーク馬ではありましたが左後脚跛行があったということで育成が遅れている馬です。(一応問題ないというレポートも出ているようなのでその点は多少安心ですが…)
間に合えばかなりの確率で走ると思っているのでとにかく間に合う事だけを全力で祈ります。

7位:ダノンミッション

4.5.6位と冒険気味な指名が続いていることもあってそろそろヒットが出そうな牡馬を指名したいという所から探した1頭です。
ダノンミッションの半兄であるバジオウ(父ルーラーシップ)は小倉大賞典3着且つプリンシパルS優勝と結果は出しており、同じキンカメ系牡馬のロードカナロアとの配合に変わってどのような結果を出すか注目しています。また、今回ダノン×堀厩舎の牡馬ということでそもそも勝ち上がりの可能性が高い組み合わせであることや既に入厩していることも加味してヒットは出るだろうという判断で指名しました。
距離はマイルくらいという発言もあるのでできる限り2歳のうちから稼いで欲しい1頭です。というかそもそもダノンの2億馬だし気合い入れるやろ…

8位:カルテシウス

キズナ3頭目です。そりゃあ昨年の実績と繁殖の質考えたら当然だよね…
こちらも今年の指名のテーマになりつつあるサンデー系種牡馬×母系Danzig持ちの血統馬です。やっぱり流行りに乗るのは大事。(頼むから1頭はホームラン出てくれ)
キズナ×母父Galileoの血統も今年の中山牝馬Sを勝ったコンクシェルやフローラS3着を取ったシンシアウィッシュ等一定の結果は出ているためこの馬にも十分期待できる要素は大きいと考えており、既に入厩していて福永調教師(まだ違和感あるなぁ)も調教に乗ってスティレセイルよりも好感触といったような情報も入っており早めデビューからクラシック戦線に乗ると面白いなと思っています。福永調教師の所有馬も相当いい結果を残し続けているのでこの馬も是非このビックウェーブに乗ってほしいと思っています。

9位:ブルーミングローズ

そろそろ新種牡馬を指名しないといけないタイミングで頭を抱えていましたが、今回は薔薇一族にお世話になることにしました。
そもそも情報が不足している新種牡馬を考えた時に指名を検討できたのはシーザリオ牝系出身のエピファネイアが結果を出しているサートゥルナーリアくらいだなぁとはうっすら考えていましたが、その中でもスタニングローズを筆頭にロサグラウカ、バンゴールのPOG期間中も結果を出している牝系であること、サートゥルナーリアがスタニングローズと同じくキンカメ系の牡馬であるということ、サンデーの3×4も持っていることからオークスに間に合えば勝負できると判断しました。スタニングローズと同じく勝ち上がり率も高い高野厩舎なのでヒットを出しつつワンチャンの1発に期待です。

10位:ショウナンバルドル

今年の指名のラストを飾ったのは母アウェイクという耳馴染みのある馬になりました。そう!去年4位で指名したインビジブルセルフと同じ母馬です。(お前は怪我すんなよ…)
今回父がエピファネイアからブリックスアンドモルタルに変わったわけですが、ブリックスアンドモルタルが芝で好走したパターンはゴンバデカーブースのように馬格がある母父ディープのパターンで、この馬は馬体重は不明ながらそこそこ大きく出ていてその心配はなさそうなのとアウェイクの産駒は堅実にヒットは出ており近親にはステラヴェローチェもいる事からも1発ホームランを打つならここかなと思っています。
秋口以降のデビューではありますがブリックスアンドモルタルは比較的距離が長めに出る方が勝率が高いので間に合えば1発勝負ができること、牡馬の須貝厩舎は勝率こそ平均的なものの重賞勝ち数は近年でもトップクラスであり期待はできそうなこと、何よりセレクトセール3億4千万を信じろということでラストの指名に踏み切りました。ホームランか三振かのリチャードタイプだと思っているのでいい方向に出ることを切に願います。

その他マークしていた馬

・プリモシークエンス
ドラ1最有力候補でした。馬格があって早期入厩済、木村×シルク、今熱いエピファネイア産駒ということでドラ1指名する要素しかない状況でした。
そりゃあ先に取られるよね…
・アーバリアンジム
エピファネイア産駒の中でも有力候補として考えていた1頭でした。エピファネイア×母父キンカメの組み合わせはデアリングタクトやスカイグルーヴなどPOG期間中に結果を出すケースが多かった且つ世界の矢作の一番手候補だったこともあって指名を検討していました。
3位で取れたら行く予定でしたが2位で指名されてしまい取れずでした。

終わりに

ということで今回の指名10頭と昨年の振り返りでした!
今年の指名は昨年以上に早期入厩や厩舎、種牡馬実績を意識したものになっているので注目馬が多いような指名になっていたと思います。(現時点で日韓競馬POGの指名ランキング20位以内に4頭入っているくらいにはミーハー指名です。)ただその分レースの取捨選択などはしっかり行われると信じているのでこの中からしっかりヒットを出しつつまずは昨年以上の結果を残せるように期待しております。
昨年の藤本監督から小久保監督に代わって絶好調のホークスのようなスタートダッシュに期待したいと強く思っております!


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