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POGドラフト2023-24参加記録

はじめまして!Hawkです。
名前の通りホークスファンで毎日試合結果に一喜一憂したり旅行ついでに遠征したり、ゲームをしたりする生活を送っています。先日友人にPOGというゲームに招待してもらいました。
POGとは“Paper Owner Game”の略で、今年デビューする2歳馬を10頭選んで新馬戦から日本ダービーまでの獲得賞金額を競うゲームです。いわゆる仮想馬主になろう!ゲームですね。
(画像はホークスの競馬マスター柳田選手のマイ億君のモノマネです。)

はじめに

私が競馬にハマったのは昨年の安田記念からでした。それまでは競馬はニュースで見る程度で、たまに父が運試しで賭けているのを見ていましたがその賭け方がまあ酷くて…
「運試しだから3.6.10の3連複しか買わん!」と頑なにこの馬券を有馬記念だけ買っていました。(当然当たったのを見た事がありません。)
毎年のように当たり前のように外すのを見ていつかきちんと予想をしたらどれくらいリターンがあるんだろう?と思うようになりました。
そのタイミングで来た空前のウマ娘ブーム!そしてマイ億君の競馬予想!競馬に対する敷居がどんどん下がって行ったのを感じて会社の人と馬券を買い始めたのがきっかけです。
それからG1レースを中心に現地にも行くようになって今では毎週予想を立てて馬券を買っていますがまだ競馬歴1年ちょっとのひよっこです。

そんな中で友人に「競馬やるならPOGやった方がいいよ!血統とか馬体とかいい勉強になるから!」
と招待して頂きました。
最初はちんぷんかんぷんでしたが、やるからには勝ちたい!と負けず嫌いな性格が出て必死に情報を集めた結果、何とか自信を持って10頭を選ぶことが出来ました。

前置きはこれくらいにしてルールと指名方針、指名馬、採用理由を備忘録として残そうと思います。

ルール

①1人につき10頭を指名する
②指名する馬は2021年出生馬とする
③指名方法はウェーバー制を採用し抽選は行わない。(奇数指名は通常ウェーバー、偶数指名は逆ウェーバー)
④2023年6月~2024年ダービーまでの獲得賞金をポイント化し順位を競う
⑤集計に関してはPOGスタリオンを使用する。
⑥海外競馬&地方競馬に関しては、その時点で獲得した本賞金をそのまま反映する
⑦10頭の指名のうち1頭以上は牡馬または牝馬を指名する(全馬が牡馬or牝馬はNG)
⑧指名する10頭のうち1頭は今季デビューの新種牡馬から指名する
※対象種牡馬
レイデオロ
モーニン
ブリックスアンドモルタル
ニューイヤーズデイ
カリフォルニアクローム
サンダースノー
シュヴァルグラン
スワーヴリチャード
アニマルキングダム
アルアイン
ホークビル
ロジャーバローズ
エピカリス
アポロケンタッキー
アドミラブル
ミッキーグローリー
ヘンリーバローズ
サトノアレス
ユアーズトゥルーリ
キタサンミカヅキ
ゴールデンバローズ
グァンチャーレ
ゴールデンマンデラ
アレスバローズ
ヤングマンパワー
ショウナンバッハ
ロンギングダンサー
スピリッツミノル
カイロス
マルターズアポジー
タツゴウゲキ
キングリオ
カキツバタロイヤル
フラットライナーズ
マイティスピリット
レガルスイ
ウルトラカイザー
クワイトファイン
サクラアンプルール

指名方針

今回指名するにあたってクラシック及び2歳G1の結果を見るところから始めました。
すると下記4頭の種牡馬の結果が特に優れていることがわかりました。

・ドゥラメンテ
⇒リバティアイランド、ドゥラエレーデ、シャンパンカラー等
・ハーツクライ
⇒ハーパー、ドウドゥース、サリオス等
・エピファネイア
⇒エフフォーリア、デアリングタクト等
・ロードカナロア
⇒ファストフォース、アーモンドアイ、サートゥルナーリア等

2021年はディープインパクト産駒が完全にいなくなった初めての年ということで絶対的種牡馬不在のイメージを最初は持っていましたが、上記4頭はPOG期間中も活躍馬が多く、指名の軸にしても問題ないと感じました。

また、自分よりも長く競馬を見ているのが赤本、黒本の取材を担当している記者であり、各牧場の担当者や調教師の方々です。もちろんリップサービスもあるとは思いますが、これらのコメントは今回重要視することにしました。

そして、今回の指名の肝に据えたのが「ダービーを優勝する馬を指名する」ということです。
そのため牡馬と牝馬の割合に関しても牡馬の割合を増やすことによって1頭でも多く指名馬をダービーに送り込むことを考えています。
牝馬についても最高賞金額のオークスを狙うという方針で進めたかったですが牝馬の2,3歳となると2,000m以上のレースが少ないのでここは手前の桜花賞を取れるマイラー牝馬を狙っていくことにしました。

以上の要素を踏まえてリストアップを行い、実際の指名を行いました。

1位:コンドライト(母アエロリット)

今回1位として最初にリストアップしていた馬は、ドバイマジェスティ、フォスタークルック、エスキモーキセス、スタセリタの4頭から考えていました。
ただ、指名のウェーバーが9巡目ということもあって既にドバイマジェスティとフォスタークルックは指名されている状態。エスキモーキセスは牧場の情報が若干少なかったこともあって注目度はドラフト当時めちゃくちゃ高いわけではなかったので相談したところ2位でも十分取れると判断。1位指名はスタセリタで行こうと思っていました。

しかし、最終の調査をしていたところ右脚に腫れが見つかった等の故障コメントが発覚!葛藤しましたがこれは指名できないと直前でドラフト戦略を見直すことに…そこで出会ったのがアエロリットでした。

まず父ドゥラメンテということでマークしていたのもありましたが、母アエロリットもNHKマイルカップを勝っているだけでなく、安田記念2着や天皇賞秋3着と中距離でもマイルから中距離を好走した経験もあることから皐月賞までは十分狙える馬だと思いましたし、ダービーならポテンシャルだけでギリギリ走る可能性もあると考えました。また、サンデーの3×4やNureyevの4×5ということで中距離向きの血統も十分入っているということ、今年のドゥラメンテ産駒の中でも屈指の筋肉質な馬体でリバティアイランドを彷彿とさせることから今回ドラ1での指名に踏み切りました。

2位:ベトルス(母エスキモーキセス)

前述したように1位指名も検討していた馬だったのですが無事に2位指名で獲得することができました。
ハーツクライ産駒を考えた時に好走する可能性が高いのが母方にSeattle Slewを持っているケースです。これはスワーブリチャード、ドウデゥース、ダノンベルーガ、ハーパーなど多くの重賞馬がでている成功パターンで、この馬もそれに該当しています。

また、この馬は友道厩舎というところもポイントを高くしている要因になっていて、友道厩舎×ハーツクライ産駒というのはシュバルグラン、ドウデゥース、ハーパーと成功例が多く、友道調教師もこの馬については「なんとかダービーに出したい」と高評価を与えていました。
ラストクロップとなったハーツクライ産駒の中でも特に期待のできる馬だと判断して2位での指名となりました。正直ダービーという目線で言えば一番期待しています。

3位:エヴァンジェリーナ(母ジェンティルドンナ)

3位にもなってそろそろ牝馬が1頭欲しいと考えていたのですが、牝馬はあまりリストアップしていなかったので正直指名に困っていたところでこの馬が目に留まりました。
血統を見るとわかる通り完全にジェラルディーナと同一血統になります。ジェラルディーナのPOG期間はそこまで強い馬ではなかったのですが古馬となった今はご存じの通りエリザベス女王杯1着、有馬記念3着と良血に恥じない走りをしています。

そもそも自分がジェラルディーナの走りが好きですし馬券的にもかなり貢献してくれた馬なので思い入れが強い一頭ということもあって一目惚れしました。斉藤調教師や牧場のコメントでは曰くジェラルディーナよりもモーリスの色が強く出てきているということで、晩成気味ではあるもののマイルから中距離で活躍できる可能性があるという意味では牝馬に求めているマイル~中距離の強さという意味では満たしていますし、間に合えば強い牝馬筆頭だと思います。
強気で一か八かフルスイングといったギャンブル要素もありますが個人的に牝馬で一番ロマンを感じています。

4位:インビジブルセルフ(母アウェイク)

ディープインパクトやキングカメハメハ、最近だとソダシやアカイトリノムスメなど多くのG1馬を所有していた金子真人オーナーがこの年のエピファネイア産駒の中でも最も高く評価した馬ということで指名しました。金子真人オーナーの馬は毎年重賞を勝っているイメージなので期待度はかなり高いです。

血統面で見てもサンデーの3×4ということでスピードは十分期待できると思いますし、Kris Sの3×4で中距離も全く問題なくこなせるタイプの血統だと思います。
また、金子オーナー×池江厩舎はラブリーデイやボッケリーニ等成功しているパターンも多く既にゲート試験に突破しているなど成長も順調なのも高評価です。(1位~3位が秋始動の馬なので早期始動の馬も指名したかった)
最近評価が落ちがちなエピファネイア産駒ですがこの年は前年の500万円から1,000万円と種付け料は倍増していて、それだけ多くの優秀な牝馬と種付けされていると思いますし、なんとかひと花咲かせられると信じています。

5位:キングズブレス(母Impede)

ここにきて〇外の指名です。Kingmanの代表産駒といえばマイルを中心に結果を残しているシュネルマイスターがいますが、この馬はそんなシュネルマイスターよりもスピードがあるという牧場評価もあってかなり注目していた一頭でした。
血統を見てもNorthern Dancerの5×4やMr. Prospectorの5×5とスピード、頑丈さでみても十分ありそうなのはプラスと考えていますし、流石に5位は残りすぎだと考えて指名しました。厩舎もキムテツ厩舎なのでしっかり育ててくれると期待しています。

6位:エリザベスバローズ(母イスパニダ)

ドゥラメンテ産駒の中でも牝馬が欲しいと考えて指名した1頭です。昨年兄であるコリエンテスがPOG期間であまり走らなかったことは確かに気がかりですが、ドゥラメンテ産駒の牝馬はリバティアイランドを筆頭に勢いがありますし、牝馬育成に定評のある杉山厩舎に入厩したのもプラスに捉えています。距離もマイル中心の牝馬王道路線で使われそうですし、もう既にゲート試験もクリアしている、早めにレースに出したい意向があるというような情報もあるので速攻系の牝馬としても頑張って欲しいと思っています。
因みにこの馬の元々馬名はイメルダバローズという名前でしたが、突然エリザベスバローズに変更されたそうです。これがオーナーの期待の表れなのか…

7位:キャネル(母レッドラヴィータ)

今回はルール上新種牡馬を指名しなければならなかったので、色々情報を見ていたところブリックスアンドモルタルは注目の種牡馬になりました。純粋に種付け頭数も多いですし、初年度からいきなり600万円の種付け料ですからね…社台ファームの肝入りということで期待できると判断しました。
その中でも有力な馬は上位で指名されていたものの、ノーザンファームの同産駒で最も評価が高いと言われていたのが一番の指名理由になりました。

そもそも母父スペシャルウィークにはフリームファクシやジュンライトボルト、ディアドラなど多くの活躍馬がいますし、落合オーナー×手塚厩舎も7頭デビューして4頭が勝ち上がりとなかなかの成績です。
既にゲート試験も合格しており、距離も伸びた方が良いと言われているので早期デビューからのダービーを狙う1頭として活躍を期待しています。

8位:パンドジェーヌ(母パンデリング)

今回最後に選んだ牝馬はパンドジェーヌになりました。祖母フサイチパンドラということで姪に名牝アーモンドアイもいる血統で、父エピファネイア、母父キングカメハメハ、母母父サンデーサイレンスという組み合わせはデアリングタクトやスカイグルーヴなど多くの活躍馬がいるというのも指名を後押ししました。

怪我で進捗が遅れたというような報道もありましたが、直近では順調に調教が進んでいるようで普段辛口な大竹調教師も牧場の関係者も大絶賛。順調ならもうそろそろゲート試験も受けさせるということなので夏から秋頃にデビューして牝馬王道路線での活躍に期待の1頭です。

9位:ショウナンガチ(母エスケイプクローズ)

ドゥラメンテ産駒3頭目です。今年はドゥラメンテ大好きクラブやろうとしていましたが3頭に落ち着きました。(周りで指名が多すぎるのよ…)

というわけでこの馬は血統的な部分を見ても母がカナダで最優秀牝馬の経験がある良血ですし、メジロドーベルなどを管理していた大久保元調教師も「柔らかさ、馬のラインなどこの年のノーザンでは一番と思っていた」と高評価です。
須貝厩舎も国本オーナーも「ダービーを意識している」とコメントしていましたし、この2人の組み合わせもショウナンバシットで若葉Sを制しているコンビなので、今回のダークホースとしてガチで走ることに期待しています。

迷った馬としては同じドゥラメンテ産駒のミスタージーティー(母リッスン)がいましたが、かなり遅そうなのとショウナンガチに比べて不安要素が大きく今回取りやめました。

10位:ダイクロアイト(母コーディエライト)

最後に指名したこの馬は最初完全にノーマークでした。そもそもルーラーシップ産駒の情報をあまり仕入れていなかったのはありますが…
ただこの馬他のルーラーシップ産駒よりも筋肉質に見えたんですよね。恐らく母父のダイワメジャーがかなり出ていると思います。母のコーディエライトも重賞2着2回と地力もある馬だと思うので、隠し球として期待しての指名になりました。(そういえばコーディエって球早いだけのノーコンマンいたよね。今のホークスにもいそうだし俺は嫌いじゃなかったよ。)

なんとこの馬東京最終週でのデビューが決まったみたいなんですよね。1,600か1,800だと思うのでどの騎手になるか、どのくらいの順位で行くか今から楽しみです。

その他指名したかった馬

ドゥマイシング(母フォスタークルック)

純粋に今年の馬の中でも一番評価できると思いました。成長度合いも早いですしドゥラメンテ産駒の中でもスピードがありそうな馬体をしているなと思っています。厩舎も世界の矢作厩舎ですし。

スターリングアップ(母ソウルスターリング)

純粋にスタセリタ牝系欲しかったよね。正直ブリックスアンドモルタル産駒の中で一番走りそうな馬はこの子だと思います。3位で行こうとしたらしっかり2位で指名されて終わりました。

シュバルトリリエ(母リスグラシュー)

モーリス産駒は今回趣味で選んだエヴァンジェリーナとこの子をリストアップしていました。年度代表馬の子って夢があるよね。5位か6位で残っていれば指名も検討できましたが直前のtakさんに指名されました。

終わりに

正直今回の指名が完全に最適解だったかはわからないです。ただ、自分の中ではベストな指名ができたと思って満足しています。まずは今回POGデビューとして上位入賞を目指すとともにあわよくばこの中からダービーで勝つ馬が出てくることを全力で祈っています。
応援しているチームじゃないけど疾風の如く颯爽と栄光目指して羽ばたいていって欲しいです!頼むぞ無敵の若鷹軍団!




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